40話 ページ44
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｢な、何ですか｣
国｢今1人で帰ったら他の部員生に怪しまれるだろう。
少し体調が悪い所を俺に気付かれ、薬を所望してくれたが1人出戻るのも危険なので音駒の生徒達と戻って来た、とでも云え。
如何せ貴様は自分がマフィアだと言う事はバレたくないのだろう｣
｢国木田さん…！！｣
私が顔を上げ輝かせた顔で見詰めれば、鬱陶しいとでも云うように手を離してきた。
｢っぶな…｣
突然離され、支えを失った躯は重力に逆らえず、前に倒れそうになったものの咄嗟に片足を前に差し出し体制を整える。
急に離さないでください、と私が少し国木田さんに小言を云っていると、国木田さんと人虎は姿勢を正し、営業スマイルを浮かべた。
人虎と国木田さんの視線の先には音駒高校排球部の面々が居た。
国｢探偵社員の国木田独歩だ。｣
敦｢同じく中島敦です！｣
2人が自己紹介すれば、自然と私にも視線が集まる。
モヒカン？らしき頭の少年は顔を赤らめながら、｢研磨、女子…！女子がいるぞ…！｣なんて言葉を漏らす。
するとマネージャーらしき少女が甘ったるい猫撫で声で｢もぉ、たけとらせんぱぁい。ぉんなのこならぁ〜、ゎたしがぃるじゃなぃですかぁ〜？｣何て猛虎？と云われたモヒカンの人の腕にまとわりつく。研磨？と云われた人は咋に嫌そうな顔をしているし、猛虎？も微妙な顔をしている。
何処かデジャブを感じたが、きっとこの娘が太宰さんの云っていたうざったいマネージャーの女の子だろう。
｢…青葉城西高校排球部マネージャーの、尾崎Aです。｣
太｢問題はあの娘だよ、諸君。｣
｢矢っ張り太宰さんの云っていたのは…っって、太宰さん!?｣
あはは、ノリツッコミ乙〜なんて笑いながら云う太宰さん。
いや、何時から居たんですか。
国木田さんも人虎も驚いてるし何なんだこの包帯無駄遣い装置は…。
国｢なっ、太宰。其れにしても問題の、とは如何言う事だ？｣
太｢其の儘の意味だよ〜。
…彼女は音駒高校2年の
厄介なのがねぇ、彼女のモットーは気に食わない子は徹底的に潰す事らしいのと、彼女は色んな方法で同じマネだった子も辞めさせたらしく、若しかすると合宿先のマネも潰すかもだから助けてー、って全て知ってる部員に聞いたよ。｣
WOW…と呟けば、人虎にAさんも対象外じゃないんですから気を付けて、と云われた。
優しい…………。
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オタク - 中也くん優しすぎて泣いた笑 さすが、わいの推しや！後、めっちゃ面白いです！ (2022年3月9日 2時) (
レス) @page36 id: 854c8e4edd (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - 美空さん» ありがとうございます！ 更新頑張ります！ (2018年11月23日 15時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)
美空 - 続きが気になります。更新楽しみにしてます！ (2018年11月20日 18時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - 楓さん» 私も入れてくれてる人いてびっくりしました← 応援ありがとうございます。更新頑張ります！！ (2018年11月20日 13時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - マイさん» ありがとうございます！ (2018年11月20日 13時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かえ | 作成日時：2018年9月17日 22時
