28話 ページ30
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部活も終わり、今は帰路を歩いている最中。
今日はスーパーに寄って私の好物の牛乳パンを買おうと思って少し遠回りをして暗い夜道を歩く。
…2人で
姫｢あーっ、家帰りたくない…｣
姫華は私に心を許してくれたのか、かなり素直に不満や感情を顕にするようになった。
｢はは、でも今は確か家に居るのお母さんだけでしょ？｣
私がそう云うと姫華はそうだけどー、とか云いながら頬を膨らます。
｢…まぁでも、姫華のお父さんが家に帰ってくる事はもう無いから安心しなよ｣
私が呟くと、姫華に少し聞こえたのか
姫｢何、聞こえなかっ___｣
｢着いたよスーパー！
さぁ牛乳パンを買って帰ろう！！｣
私が姫華の言葉を遮るように声を張り上げ云う。
と、姫華から思いもよらない言葉が出た。
姫｢…Aちゃん、ここのスーパー…嶋田マートって確か牛乳パン売ってなかった気がするんだけど…｣
｢えっ｣
衝撃を受け私は立ち止まる。
じゃあ大人しく帰るか…と思い、姫華に声をかけ来た道を引き返す。
姫｢そうだAちゃん、いい所があるんだけど__｣
＊
｢いい所って…此処？｣
手を引かれながら少し歩き、路地を出た先にあったのは、
入口の両サイドに2台ずつ設置された自動販売機に少しボロいけれど大きな店。
それに大きな看板に書かれた文字が目に入った。
姫｢そう、｢坂ノ下商店｣！ まぁ他校の生徒も多いんだけどね、品揃えがいいんだよ！
それに安い！｣
姫華が嬉しそうに高らかに云う。
｢そう。
でも私は牛乳パンがあったらいいかな〜｣
私がそう云いながら店に入ると、後ろから姫華が少し不貞腐れた用に私に文句を言いながらも着いてくる。
｢ははっ、姫華プリプリしててかわい。｣
私が笑いながら姫華の方を向いて云うと、
姫｢もうっ、Aちゃんは直ぐそんなこと言うんだから…！｣
なんて照れながら私に軽く肩パンを御見舞する。
痛くない…
＊
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オタク - 中也くん優しすぎて泣いた笑 さすが、わいの推しや！後、めっちゃ面白いです！ (2022年3月9日 2時) (
レス) @page36 id: 854c8e4edd (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - 美空さん» ありがとうございます！ 更新頑張ります！ (2018年11月23日 15時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)
美空 - 続きが気になります。更新楽しみにしてます！ (2018年11月20日 18時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - 楓さん» 私も入れてくれてる人いてびっくりしました← 応援ありがとうございます。更新頑張ります！！ (2018年11月20日 13時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - マイさん» ありがとうございます！ (2018年11月20日 13時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かえ | 作成日時：2018年9月17日 22時
