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34話 ページ38

其れから数日の時が過ぎ、今日は合宿当日の朝5時前。


因みに樋口ちゃんの件は、姫華の所の権力のお陰で許可を貰えたらしく、バレー部とは別で行くものの合宿所には来るらしい。

其れで彼女は夢宮を殺った後は潜入捜査も終わりらしく、遊撃部隊としての任務に戻るそうだ。




昨日監督からマネと主将、副主将は朝から色々準備があると云われて、5時頃に学校へ行くことになった。因みに、私個人の準備はもう済ませてる為、部活指定ジャージに着替えたらもう家を出れる。



…今日でこの家ともおさらばなのかな…。










「お早う御座います!」



私が校門を通り体育館の前へ走って行くと、底には既に及川さんと岩泉さん、監督に姫華も既に居た。





監「おお、来たか尾崎。

荷物運び等は終えてしまったからな。

重要な話をさせてもらうぞ。

実はな、合宿所に到着してから例の護衛を頼むつもりだったんだが、探偵社の方からはヨコハマの街其のものに入った途端から危険だと云われてな…

探偵社員2名、出発から護衛をしてくれる事になった。」


及「おお…!
頼もしいですね!」




…最悪だ。



此処で私の正体を知ってる探偵社員を紹介されちゃあ私も逃げ場がない。



元はと云えば合宿所に着いた時に探偵社員の紹介とか説明が有ると思っていたから、適当に誤魔化してやり過ごそうとしてたのに…!




逃げ場が無いじゃん之じゃあ!




取り敢えず…説得?と云う物をしてみるか。




「すみません、少し御手洗に行ってきてもいいですか?」




私が苦笑いながらそう云うと監督は渋々ながらも了承してくれた。




探偵社員の方達は直ぐ底に居るからを待たせないように成る可く早めにな、と。




…うぃっす





其れから監督達の居た場所から死角になる位置にこの学校の教師でも生徒でも無いような人が居た。





「…発見」




見慣れない人、詰り探偵社員の誰かだろう。




そう思い私は相手に気付かれないようにそっと近付き、




「なっ、誰だ!?」




私には見慣れ過ぎた顔の着物を着た未だ幼い少女の首元にナイフを当て、身動きが取れないようにする。



其れに気付いた、またも見慣れた少年には…察せば分かる、声を上げるとこの娘が如何なるか分かるか、と云う意味も込めた瞳で見つめた。




すると案の定少年も黙る。




「何故貴方が此処に居る?

…ポートマフィア幹部補佐、尾崎A。」




先に口を開いたのは私が捕らえた少女。

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オタク - 中也くん優しすぎて泣いた笑 さすが、わいの推しや!後、めっちゃ面白いです! (2022年3月9日 2時) (レス) @page36 id: 854c8e4edd (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - 美空さん» ありがとうございます! 更新頑張ります! (2018年11月23日 15時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)
美空 - 続きが気になります。更新楽しみにしてます! (2018年11月20日 18時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - 楓さん» 私も入れてくれてる人いてびっくりしました← 応援ありがとうございます。更新頑張ります!! (2018年11月20日 13時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - マイさん» ありがとうございます! (2018年11月20日 13時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かえ | 作成日時:2018年9月17日 22時

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