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29話 ページ33

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姫「あれ?」




店内で牛乳パンを探していると、姫華が声を上げ立ち止まりレジの方向を指差す。






「どしたの」




姫「いや、あの黒い集団…」





「とり、の…? あ、烏野じゃない?

今度合同合宿する…」





私がそう云うと姫華は納得したように


姫「ああ!あの背中の文字何処かで見た事或ると思ったんだよね!」


と云い手を叩く。





「…一応挨拶しとく?」




私が声をかければ姫華は返事し、ぎこち無い歩き方で烏野の集団の方へ行く。




私は其れに笑いながらも着いて行き、






「初めましてー。
青葉城西高校排球部のマネージャーの、尾崎と、」





姫「夢宮姫華、です。」





「来週のヨコハマでの合宿がお宅ら烏野高校と合同と聞きまして、今見かけたので挨拶をしとこうと…」





私がその黒い集団に声を掛ければ、爽やかな好青年オーラが漂う黒髪の日本男子系イケメンが此方に気付き、





「ああ、青城の…。

態々ありがとうございます、烏野高校排球部主将の、澤村大地です。其れで此方が…」




澤村さんが自己紹介をしてくれた後に、手を引きながら私たちの前に連れてきたのは、色素の薄い灰色の髪に相応の真っ白な肌に泣き黒子が特徴的な美青年だった。




「副主将の菅原孝支だべ。

大地も言った通り、態々ありがとなぁ。

新入りだべか? 因みに何年生?」





見てるこっちも微笑ましくなるような笑みを浮かべながら云う菅原さんの問いに姫華が先に答えてくれた。




姫「あっ、この前の烏野と青城の練習試合には用事があって参加できませんでしたが、私は入学当初からマネをしておりますっ。私は1年ですっ、あ、Aちゃんも1年で、先日転校してきてマネージャーになりましたっ、です。」





菅「そっかそっか1年か。ってか喋り方」





ぶりっ子口調を直したばかりの姫華は少し口調がおかしくなったけどまだ理解は出来る程だ。




…拷問中の奴なんかは痛みとかで全く喋れねぇし何て言ってるか理解出来ない。

まぁ私がやり過ぎだって云われるから私のせいなんだけどね。





「おお?何だァ?えらく溜まってんなぁ」





するとレジの向こうから、金髪をカチューシャの様な物で留め、額が出たおかげで整ったワイルドな顔立ちが強調されているジャージ姿の青年が出てきた。





澤「コーチ!

あ、この人達は…」




コーチ?…烏野のコーチかな。





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オタク - 中也くん優しすぎて泣いた笑 さすが、わいの推しや!後、めっちゃ面白いです! (2022年3月9日 2時) (レス) @page36 id: 854c8e4edd (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - 美空さん» ありがとうございます! 更新頑張ります! (2018年11月23日 15時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)
美空 - 続きが気になります。更新楽しみにしてます! (2018年11月20日 18時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - 楓さん» 私も入れてくれてる人いてびっくりしました← 応援ありがとうございます。更新頑張ります!! (2018年11月20日 13時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - マイさん» ありがとうございます! (2018年11月20日 13時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かえ | 作成日時:2018年9月17日 22時

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