24話 ページ26
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松｢なぁ花、武装探偵社って何？｣
松川さんが護衛だと喜んだ花巻さんに武装探偵社の事を聞く。
まぁ武装探偵社はヨコハマだと知らない人は少ないような組織だけど県外だとそうじゃないらしい。
花｢いや、俺もそんなに詳しくねぇんだよな…。
それに都市伝説みたいな実在するのかわからねぇ組織みたいだったし、俺も正直驚いてる。｣
花巻さんのその言葉に周囲の人達は不思議そうな顔をするが、私は思わず
｢ヨコハマの街だと知らない人は少ないような組織です。
異能力者が集まった、荒事を専門とする組織で中々厄介な人達が居る集団ですよ。
それに異能も中々の者で、｣
私はふと我に返り周囲の目線が私に集まっているのに気が付いた。
やってしまった。
その言葉が頭の中にこびり付く。
今は停戦中のマフィアと探偵社だが、探偵社に蹴散らされた部下も少なくはない。
きっと私は恨みも篭った皮肉な顔をしていたと思う。
咄嗟に私は
｢…って、ヨコハマに居る友達に聞いた事が…あったような、気がします、、。｣
言葉は片言で説得力の微塵もない。
松｢へぇ、詳しいのなぁ尾崎。｣
あ、騙せた。
監｢…ま、まぁ今尾崎が言ってくれたような人達が集まる武装探偵社だが、その人達に合宿生達に被害が及ばないように護衛任務を頼んだ。
之で、安心して合宿で練習に励めるぞ！
話は以上だ。｣
監督がそう云った後、及川さんの号令で部員達が一斉に礼と挨拶をした後、各自解散していく。
姫｢Aちゃぁーん！
一緒に着替え行こぉ？｣
姫華の言葉に私は返事をして、片付けを済ませた体育館を後にした。
＊
女子更衣室にあるロッカーの前に立つ私と姫華は、駄弁りながら制服へと着替える。
染みも皺も無い綺麗なカッターシャツに袖を通し、其の儘スカートを履き中に入れる。其れからニットの網目の綺麗なニットを上から着用した後にブレザーを羽織る。
着替えの済ませた私は更衣室の中にある薄汚い長椅子に腰を下ろし、姫華を待つ。
｢…そういえば、姫華。
何か辛い事とかあるの？｣
突然私が朝練の始まる前に話していた事を切り出したせいか、姫華の動きが固まる。
因みに姫華はまだカッターシャツを来たばかりで下が少し見える。
姫｢…私、さっきも云ったけどAちゃんは私の事嫌い？｣
先程と同じ言葉に私は姫華の後姿を澄んだ目で見た。
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オタク - 中也くん優しすぎて泣いた笑 さすが、わいの推しや！後、めっちゃ面白いです！ (2022年3月9日 2時) (
レス) @page36 id: 854c8e4edd (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - 美空さん» ありがとうございます！ 更新頑張ります！ (2018年11月23日 15時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)
美空 - 続きが気になります。更新楽しみにしてます！ (2018年11月20日 18時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - 楓さん» 私も入れてくれてる人いてびっくりしました← 応援ありがとうございます。更新頑張ります！！ (2018年11月20日 13時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - マイさん» ありがとうございます！ (2018年11月20日 13時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かえ | 作成日時：2018年9月17日 22時
