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「そうなんれすか？かわいいれす！」
「お前がな。」
ゾロにまさかのお前がな、と言われて言われると思っていなかった言葉すぎてつい恥ずかしくなって口篭る。
前ではルフィがしきりにりゅーのすけを応援しており、後ろのウソップもそれはもうりゅーのすけをとっても応援していた。
私も誤魔化すかのようにりゅーのしゅけしゃん、がんばるのれす！と声を上げた。
りゅーのすけコールの中、やっとの思いで1番上まで上り詰めたりゅーのすけが、夕陽の輝く中、息も絶え絶えに倒れ込んでしまった。
皆はすぐ降りて新しい街の門を眺めている。
私は頑張ったりゅーのすけの頭の上にちょこんと乗ったままよしよし、と頭を撫でる。
ロビンは目の前でりゅーのすけを労いながら涙を堪えている。
ロビンはめちゃくちゃこのりゅーのすけが好きらしい。
分かる。
絵に戻りゆくりゅーのすけに、ロビン以外にもウソップやフランキー、ルフィも名前を呼んで、お礼を告げる。
私も最後まで頭の上で撫でていたものの、消えてしまったりゅーのすけに涙が溢れた。
…にも関わらず、冷たい、ローとゾロの声にいらっとする。
「ウソップしゃんの言う通りれす！りゅーのすけに感謝するれす！」
「「……。」」
つん、とりゅーのすけに背中を向けたゾロの頭に乗ると髪の毛をぐいっと引っ張る。
ぐいぐい、と左右に引っ張れば、ゾロは足を止めて私に手を伸ばしてむぎゅっと遠慮なしに掴んだ。
「ぴぎゃっ！」
「痛てーだろが、やめろ。」
「おい、ゾロ屋！姉さんを雑に持つな！」
ゾロに掴まれたまま手の中でじたばたと手を動かすものの、ピクともしない身体は顔だけぐったりと項垂れる。
心配そうに私を見るローが、ゾロに突っかかりながら、手の中の私を引っ張ろうとするから力の強い二人のやり取りに身体がちぎれそうになる…。
こうなれば、とコピコピ能力を解除する。
ゾロの手の中で雑に握られていた私の身体は横向きになっていて、急に身体の大きくなった私に驚いたゾロとローと3人で尻もちを着いてしまった。
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K@RIN(プロフ) - プスメラウィッチさん» ご期待に添えられるよう頑張ります (2022年12月6日 15時) (
レス) id: 5d0ea3e05c (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - そこをなんとかトラファルガーローオチでお願いします🙏 (2022年11月22日 12時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
K@RIN(プロフ) - オプチャのゆらちさん» 本当ですね！ご指摘ありがとうございます！訂正させて頂きます。 (2022年11月18日 7時) (レス) id: 2a824d496b (このIDを非表示/違反報告)
K@RIN(プロフ) - 翠さん» 感想をありがとうございます。そのようなお言葉を頂けて嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2022年11月18日 7時) (レス) id: 2a824d496b (このIDを非表示/違反報告)
K@RIN(プロフ) - プスメラウィッチさん» 作品にも書かせてもらいましたが誰落ちとかは今の所無いです。 (2022年11月18日 7時) (レス) id: 2a824d496b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K@RIN | 作成日時：2022年11月15日 13時
