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さて、上への登り方であるが、どうやら話し合った結果、カン十郎の描きあげた動物で上に登るらしい。
カン十郎の描きあげた龍は苦しそうに泣いている。
そんな上に乗れるはずもなく、私はお断りを入れる。
ローは何故だ、としつこく聞いてくるが私にはこの能力がある。
最後のマンシェリー姫。
私は姿形までコピー出来るので、マンシェリー姫をオールコピーした姿なら難なく上に上がれるのだ。
ふわり、と自分の能力で、オールコピーしたマンシェリー姫の姿になる。
｢わたし、こうすれば飛べるのれす。｣
｢｢可愛い。｣｣
龍に乗っているローとロビンの声がハモる。
まさか口調までマンシェリー姫になるとは思いもしなかったので、少し恥ずかしくて頬を赤らめた。
妖精の羽根でぱたぱたと上に上がる。
結構な高さである。
手足が短くて頭や身体の大きなこの龍は大丈夫なのだろうか。
必死に登っている龍を、眺める。
｢……りゅーちゃん、がんばるのれす！｣
とっても大きな龍の近くでぱたぱたと小さなマンシェリー姫がカン十郎の描いたピンクの愛らしい龍を応援する
龍は汗を大量に掻きながら、登っていくと、途中で手が滑った龍が、かなり上から滑り落ちてしまう。
｢うわあぁー、りゅーちゃん、大丈夫れすかぁ〜？？！｣
すごい勢いで滑り降りていく龍に、背中の皆がかなり応援している。
私も勢いよく飛んで下に合流すれば、なんと海に落ちる前に踏ん張ったようだった。
皆海に落ちずに済んで良かった。
ほっと安心していると、いつの間にかこの愛らしい龍はりゅーのすけという名前になったらしくてつい笑ってしまった。
｢りゅーのしゅけしゃん、大丈夫れすか？｣
苦しそうにぜぇぜぇとしているりゅーのすけに、声をかける。
この子に……チユチユ能力使って効くのか……？と少し疑問に思いながら、元気の有り余るルフィから献ポポを頂いてそっとりゅーのすけの足あたりに宛てがう。
目に見えての怪我というものでは無かったが、献ポポはりゅーのすけの中に溶け込むように入っていく。
少し元気になったりゅーのすけがまた頑張って登り始める。
まだまだ道のりは長そうである。
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K@RIN(プロフ) - プスメラウィッチさん» ご期待に添えられるよう頑張ります (2022年12月6日 15時) (
レス) id: 5d0ea3e05c (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - そこをなんとかトラファルガーローオチでお願いします🙏 (2022年11月22日 12時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
K@RIN(プロフ) - オプチャのゆらちさん» 本当ですね！ご指摘ありがとうございます！訂正させて頂きます。 (2022年11月18日 7時) (レス) id: 2a824d496b (このIDを非表示/違反報告)
K@RIN(プロフ) - 翠さん» 感想をありがとうございます。そのようなお言葉を頂けて嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2022年11月18日 7時) (レス) id: 2a824d496b (このIDを非表示/違反報告)
K@RIN(プロフ) - プスメラウィッチさん» 作品にも書かせてもらいましたが誰落ちとかは今の所無いです。 (2022年11月18日 7時) (レス) id: 2a824d496b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K@RIN | 作成日時：2022年11月15日 13時
