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底抜けに明るい船長と、その仲間たちは、全員もれなく酷い怪我をして満身創痍のはずなのに当たり前と言わんばかりに笑顔だ。
なんて素敵な人たちだろう。
ただ、大きな人が……怖くて錦えもんの事が見れない。
嫌でも覚えているドフラミンゴの体格……。
手が震えてしまっているのに、誰か気づいてしまうだろうか。
「ししし、トラ男のねーちゃんが無事でよかった！」
そこからは、いろんな話を聞いた。
ルフィの兄がエースというすごい人で、兄なのだと。
でも自分はその兄を救い出せなかったから、私が無事でよかった、と。
でも最近、死んだと思っていたもう1人の兄が生きていて再会できたと。
ひとしおによろこぶルフィの目は輝いていた。
その話を皆が温かく見守る。
ルフィは、こうして見るとすごい人物なのだろう。
父は聞けば革命家のリーダーのドラゴンという人らしい。
長年囚われていて世間情報に疎い私でもかろうじて知っている人物だ。
「ところで、ねーちゃん。……えっと、A？だっけ？」
ねーちゃん、と言ったところでローがぎろっと睨むものだから、それに気がついたルフィが言い直した。
名前を呼ばれてこくりと頷く。
「今からゾウってとこ行くんだ。トラ男の仲間がいるとこ。悪いけどそこまで海の上だけど我慢してな。」
明らかに年若い彼はそう言い放つ。
リーダーというものに向いているルフィは、その後流れるようにバルトロメオにお礼を言う。
まさに好青年。そのルフィを見守る仲間たちも素晴らしい。
「その、ルフィ、くんと、バルトロメオくん。」
「おう！なんだ？」
「へ、へい？！」
急に話しかけられたバルトロメオも驚きながら、返事をする。
バタバタとルフィの横にやってきては、ルフィに感動している。面白い子だ。
「その、私足でまといにならないようにするから、船にしばらく乗せてください。よろしくお願いします。」
丁寧に頭を下げる。
滅相もねぇべ！と慌てるバルトロメオに、ルフィはししし、と機嫌よく笑っていた。
船の中には錦えもんともう1人、カン十郎というワノ国の人たちも乗っているらしく、更に挨拶に来てくれた。
背が大きくてガタイが良くて怖かったけど、カン十郎さんの斬新な絵が絵の中から飛び出してきてくれるので、部屋の中がなんとも賑やかになった。
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K@RIN(プロフ) - プスメラウィッチさん» ご期待に添えられるよう頑張ります (2022年12月6日 15時) (
レス) id: 5d0ea3e05c (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - そこをなんとかトラファルガーローオチでお願いします🙏 (2022年11月22日 12時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
K@RIN(プロフ) - オプチャのゆらちさん» 本当ですね！ご指摘ありがとうございます！訂正させて頂きます。 (2022年11月18日 7時) (レス) id: 2a824d496b (このIDを非表示/違反報告)
K@RIN(プロフ) - 翠さん» 感想をありがとうございます。そのようなお言葉を頂けて嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2022年11月18日 7時) (レス) id: 2a824d496b (このIDを非表示/違反報告)
K@RIN(プロフ) - プスメラウィッチさん» 作品にも書かせてもらいましたが誰落ちとかは今の所無いです。 (2022年11月18日 7時) (レス) id: 2a824d496b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K@RIN | 作成日時：2022年11月15日 13時
