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「……ねぇちゃん、体の調子はどう？」
ベッドに腰掛ける私の前にある椅子に腰を下ろしたローと、視線が同じになる。
数日前にドフラミンゴにやられたあの骨折。
何日か経ったので随分良くなった。
ひとえにマンシェリー姫のチユチユ能力と、ローの看病のお陰である。
きっとローは私よりもとってもいい医者になっている。
「ふふ…ローは遂にラミみたいに姉さまって呼べなかったね」
「…うるさいな、いいだろ別に…」
ぷいっと顔を背けられる。
照れ隠しだろう、帽子をぐっと下げて顔を見られないようにする姿は愛らしい。
年下の、年頃の男の子に言えば文句を言われそうだが、親…じゃないけど、身内の欲目で見てもかわいらしい。
話を誤魔化すかのようにローはつづけた。
「で？体調は？」
甘えん坊な弟な顔ではなくて、医者の顔で聞いてきたローに、父親の面影が過る。
ラミも、父も母も、もういなくて、血のつながりがあるのは目の前のローだけ。
大事に、思わざるを得ない存在。
「うん、すっごくいいよ！そろそろ歩き回っても……」
「ダメだ。」
また即答で断られた。
むっと頬を膨らませて対抗する。
ローはその私の顔を見ても、ダメなものはダメ、と許可は降りない。
私は今、ローの鳥かごに閉じ込められているようだ。
そんな折り、こんこん、と扉がノックされる。
何だ、と部屋主でもないローが返事をすると、ガチャ、と扉が空いた。
そこには、麦わら一味がぞろぞろと部屋に流れ込んできて、最後にはバルトロメオがいた。
成程、さっきのジェスチャーは呼んでくるとの事だったのかもしれない。
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K@RIN(プロフ) - プスメラウィッチさん» ご期待に添えられるよう頑張ります (2022年12月6日 15時) (
レス) id: 5d0ea3e05c (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - そこをなんとかトラファルガーローオチでお願いします🙏 (2022年11月22日 12時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
K@RIN(プロフ) - オプチャのゆらちさん» 本当ですね！ご指摘ありがとうございます！訂正させて頂きます。 (2022年11月18日 7時) (レス) id: 2a824d496b (このIDを非表示/違反報告)
K@RIN(プロフ) - 翠さん» 感想をありがとうございます。そのようなお言葉を頂けて嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2022年11月18日 7時) (レス) id: 2a824d496b (このIDを非表示/違反報告)
K@RIN(プロフ) - プスメラウィッチさん» 作品にも書かせてもらいましたが誰落ちとかは今の所無いです。 (2022年11月18日 7時) (レス) id: 2a824d496b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K@RIN | 作成日時：2022年11月15日 13時
