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｢……ロビン。そろそろ、ローの束縛がやばい域だと思うの｣
｢私も、そう思うわ……｣
そろそろゾウに着きそうかと言う頃、女子部屋でロビンにそう零した。
降ってきた同意の言葉に、……だよね、と小さく零した。
ローが見聞色の覇気が得意なせいか、常に監視されている気分になる。
正直、かなり束縛強い系男子である。
｢……最初、甘やかしすぎたかなぁ……｣
｢…過ぎたことはもうどうにもならないわよ、A。｣
確かに……と頷いた。
きっと今だけだろう。
自分の仲間のいない、この船じゃ、そうならざるを得なかったのだと。
そう、思うことにした。
きっと、ローの仲間たちにまた出会えたら、絶対ローは特に束縛することも無く、過ごせるだろう、と未来に願いをかけることにした。
｢ゾロくんにも言われた。恋仲じゃないんなら、何とかしろって。｣
｢……そうね。トラ男くんの束縛は確かに恋人のそれに似てる気もするわ。｣
｢……だよねぇ……｣
ため息混じりに答える。
女子部屋には入らない決まりを守っているローはしぶしぶ言うことを聞いていた。
女子部屋に移動してすぐの頃はかなり色々と言われたものだ。
｢……どーしよ……｣
｢……あれはもう……治らないんじゃないかしら……｣
冷静に告げるロビンに絶望して項垂れる。
項垂れた私を慰めるようにロビンは頭をよしよしと撫でて、こう告げたのだ。
｢恋人を作ればいいんじゃない？｣
｢…………ろ、ろろろろ、ロビンぜんぱぁいぃぃ？？？｣
何故かバルトロメオ口調になってしまった私に目もくれずロビンは続けて爆弾を落としてきた。
ゾロなんていかが、と。
｢めめめめ、滅相もねぇべ！｣
動揺のしすぎでバルトロメオが憑依した私にくすくすと笑みを零すロビン。
騒がしい室内に、ドアの向こうからローがノックしてどうした？と聞いてきた。
｢…………うん、ロビン。私、恋を見つけるよ……！｣
｢……えぇ、頑張って。私、応援しているわ｣
ロビンはそう言うとちらりと何度もノックしてくるローに向かってうるさいわよ、と告げる。
ローは舌打ちをして静かになった。
恋を見つけると言ったものの、そう簡単に見つかるだろうか。
ましてや……、あんな弟付きで……。
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K@RIN(プロフ) - プスメラウィッチさん» ご期待に添えられるよう頑張ります (2022年12月6日 15時) (
レス) id: 5d0ea3e05c (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - そこをなんとかトラファルガーローオチでお願いします🙏 (2022年11月22日 12時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
K@RIN(プロフ) - オプチャのゆらちさん» 本当ですね！ご指摘ありがとうございます！訂正させて頂きます。 (2022年11月18日 7時) (レス) id: 2a824d496b (このIDを非表示/違反報告)
K@RIN(プロフ) - 翠さん» 感想をありがとうございます。そのようなお言葉を頂けて嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2022年11月18日 7時) (レス) id: 2a824d496b (このIDを非表示/違反報告)
K@RIN(プロフ) - プスメラウィッチさん» 作品にも書かせてもらいましたが誰落ちとかは今の所無いです。 (2022年11月18日 7時) (レス) id: 2a824d496b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K@RIN | 作成日時：2022年11月15日 13時
