カフェオレ２（ 山下×登坂 ）

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*









目の前にするとなぜか

少しだけ泣きそうで、

泣く前に言わなくちゃって思って



でも先に動いたのは言葉じゃなくてからだ。









「 うわあお、、Aちゃん？ 」





数歩下がって私を抱きとめた彼。

それと同時に閉まるドア。




今更なんてこと分かってるけど、

気付いちゃったんだもん。







『 ……… 好きなんです 』


「 ん？ 」


『 私山下さんのこと好きなんです 』


「 うん、、、、え？ 」



『 ズルイし！洗濯も掃除も料理も嫌いだし！すぐ泣くし、めんどさいし、嫉妬だってするけど 』







好きだけど冷たくしちゃうし、


コーヒーは甘くないと飲めない。とか

我儘言っちゃうけど、







『 だけど、こんな私だけど、山下さんの彼女にしてくれますか？ 』





ギュって腰に腕がまわって

さっきよりさらに引き寄せられて

抱きしめられた。







「 当たり前やん、そんなとこも全部好きやから 」







やっぱり、どうしてだろう。

彼の隣は、

彼に抱きしめられると落ち着く。








『 たくさん待たせてごめんなさい 』


「 待った甲斐があったわ 」


『 あと、待っててくれてありがとう 』


「 うん、、なあ？ 」









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