【暗殺教室】転生ゲーム (ページ9)

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晴れた空のした、ナイフを振る音と、「いーち、にー、さーん、しー、ごー」という声が響く。
今日から体育は烏間さん、いや、烏間先生の受け持ちだ。

殺せんせーが異次元すぎて、生徒はついていけないから、やっぱ体育は人間の先生に教わりたいと誰かが愚痴ると、殺せんせーはシクシクと砂遊びを始めた。

前原が、こんな訓練意味あんスかと烏間先生に素朴な疑問を投げかける。
烏間先生は、勉強も暗殺も同じことだ、と前原と磯貝を指名。
これはきたぞ。

「そのナイフを俺に当ててみろ」

遠慮なく、と磯貝がナイフを若干弱めに差し出した。遠慮してるよね。
それを華麗によける烏間先生。

わぁかっこいい。

2人は必死に烏間先生に飛びかかるが、腕をつかんで地面に落とした。

でもその間、殺せんせーは砂場に大阪城を立てた上に茶まで立てていた。
腹立つわぁ～…。

なんちゃって。

そうして、これからの体育は、烏間先生に暗殺に必要な基礎を教えてもらうことになった。