【暗殺教室】転生ゲーム (ページ5)

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ついに、殺せんせーや、烏間先生達に会えるんだ。

靴箱にはご丁寧に私の所だけ付箋で『赤堀Aさんの靴はここに‼』と書いてあった。
普通そんな事しないと思うけど。付箋ってなんだ。

職員室の場所はすぐに分かった。

ノックをすると、はい、と何処か人間離れした甲高い声が聞こえた。殺せんせーの声だ。緊張する。

「あの、すいません」

戸を開けてから自己紹介しようと思ったのだが、建て付けが悪くてなかなか開かない。

なら力ずくで。

私はガタガタギシギシと凄い音をたてる戸に苛立ち、ガーン！と一気に戸を開け放った。

おぉ‼という声が聞こえ、顔をあげると、殺せんせーがいた。

「君が赤堀Aさんですね。初めまして、私はＥ組担任の殺せんせーです」

目の前で三日月型の口でヌルフフフと笑う。不気味と言うか変と言うか…

「…タコ」

もちろん、初めまして殺せんせー、というはずだった。
でも仕方が無いじゃないか、まんまタコなんだもの。

「にゅや、君は面白いですねぇ、初登校で戸を壊し、初対面で私に放った言葉がタコとは」

あ、ごめんなさい。そこは素直に謝ります。

「ヌルフフフ、いえいえ、楽しい生徒が増えて嬉しいのです、謝る必要はありません」

あ、そりゃ良かった。