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突然、ヘリコプターのパイロットが口を開いた

プラーミャが目を向けた瞬間、パイロットの足がスマホを蹴りあげた

その瞬間どこからかバシュ、と銃声が聴こえ、銃弾はスマホを貫通した

パイロットはすかさず掌底をプラーミャの右肩に叩き込んだ

ゴキ、と鈍い音がしてプラーミャの肩が外れた


『あら?痛かったかしら。これは失礼


そこにあなたに傷跡を残した相手がいるわよ』

ヘリコプターから降りてきたパイロットはサングラスを取る

その顔と首に嵌められた爆弾を見て、右肩を抑えたプラーミャは見張った

「お前は!AA!?

なっ、お前死んだんじゃなかったのか!諸伏!」

「は、大事な幼馴染のピンチだ

来ないわけがないだろう、プラーミャ」

『あなたを捕まえようと、なんていつでもできたわよ

日本の警察舐めないでくれる?』

「爆弾のありかを吐かせるため、わざと泳がせたんだ」

コナンはヘリコプターに近づきながら言った


「…はあ、わかったよ

わたしもここまでか」

プラーミャは束ねた髪の中から手榴弾を取り出した
体をひねり、ビルの向こうへ思い切り投げた


『なっ、ヒロくん!』

Aは諸伏を呼んだ。諸伏は銃で手榴弾を狙ったがサーチライトが一斉についてその光で見えなくなる


「ダメだ」

その時、コナンが飛び出し花火ボールを蹴りあげ手榴弾の爆発を押さえ込んだ

すると、背後でローターの回転音が大きくなった

振り返るといつの間にかプラーミャがヘリコプターに乗り込んでおり、バタンとドアを閉める

「やべえ!」

Aらの前でヘリコプターは風を巻き起こしながら上昇する


ヘリコプターの操縦席に座ったプラーミャはベルトに着けたホルダーからスマホを取りだした

「用心のために、スペアは持っておくべきだな

フフフ、お前から一足先にあの世に送ってやるよ!


その首輪爆弾でな!!」



その瞬間、ドォオオンと夜空に爆発音響いた


爆発したのはAの首輪爆弾ではなくヘリコプターの後部座席だった
ドアは吹き飛び、炎と爆風が操縦席に押し寄せる


Aは煙を巻き上げながら飛ぶヘリコプターをみあげた


『こんなこともあろうかと、あなたからの贈り物は返しておいたわ

あと、会いたかった人後ろにいるわよ?』


首に巻かれた首輪爆弾をむしり取り、夜空に浮かぶ満月に向かって放り投げる
外した首輪爆弾は空中でバラバラになった

Aがしていた首輪爆弾はダミーであり、本物は後部座席に隠しておいたのだ

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明里香(プロフ) - 見られて閉まったじゃなくて、見られてしまったです。進撃じゃなくて、神経です。 (2022年6月12日 12時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 呼びさしてじゃなくて、指差してです。 (2022年6月12日 12時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
染岡さんの愉快な仲間たち(プロフ) - 6話 蘭ちゃんの蘭が欄になってる (2022年5月17日 20時) (レス) @page7 id: 972de952e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花緑青 | 作成日時:2022年5月14日 18時

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