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《これからどうします?》

《一課と協力して、捜査して

もう少ししたら、強力な助っ人がくるはずよ

頑張ってね》

風見が頷くとAは受話器を置いた

渋谷中央警察署の会議室にいたコナンはドアの傍で考え込んでいた

「本気なんですか!?危険すぎます!」

沈黙を続ける目暮に佐藤は急き立てた

「敵が何者か人数も分からないんですよ!そんなところに彼一人で...!」

「...じゃあ1人じゃなかったらいいのか?」


沈黙を続ける中、声が響いた

「...高木くん?」

「っは、高木じゃねえよ、忘れたのか?佐藤よぉ」

「ははっ、そこまで似てるの?陣平ちゃんに?」

「君は!?松田くん!?萩原くん!?」

そこには居るはずのない、ましては殉職したはずの松田陣平と萩原研二が居たのだ

「あなたなんで!?」

佐藤は理解ができず困惑していた、それは佐藤だけじゃなくコナンを含め会議室にいた皆だった

「俺も陣平ちゃんも死んだと思ったよねー

まあ、うちの姫さんが助け求めてるならそれに答えるのが騎士ってもんでしょーよ!なっ、陣平ちゃん!」

「ああ、それに奴らは千葉を拉致して俺を呼んでんだろ?

じゃあ偽じゃなくて俺が行くのが筋だろうよ」

「まあ、困惑もするが…一旦落ち着こう

今公安の風見くんより捜査協力の申し出があった

ここからは公安と合同で動く事になる、何としてでも千葉を無事に取り返すぞ!」


「...松田くん...絶対死なせたりしないから」

「死なねーよ」

コナンは床に落ちた資料を拾い、佐藤に見せた

「これって、警視庁の前で起きた爆破事件の証拠品?」

「ええ、そうよ

後で植込みの中で見つけたらしいの、なにかのメモかしらね」

「ボウズ、見せてみろ...ふうーん」

「え!松田刑事わかったの?」

コナンは松田の返事に分かったのかと身を乗り出して聞くが「いや?」と帰ってきた返事になんだ、とそのメモを意味を考え込んだ


捜査協力を申し出た風見は、目暮たちを渋谷中央警察署の地下にある会議室に呼んだ


そこは公安の会議室だった
広々とした大きなスクリーンがあり、それを囲むように階段状の座席と机が並んでいる

「渋谷中央警察署の地下にこんな施設が」

部屋に入った佐藤はキョロキョロと見回した
高木はあの後、合流した、念のため松田に扮してきた

「それで?こんなところに集めてどうしようって言うの?」

「情報交換だ」

「フルヤかAってひとに会わせてくれるの?」

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明里香(プロフ) - 見られて閉まったじゃなくて、見られてしまったです。進撃じゃなくて、神経です。 (2022年6月12日 12時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 呼びさしてじゃなくて、指差してです。 (2022年6月12日 12時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
染岡さんの愉快な仲間たち(プロフ) - 6話 蘭ちゃんの蘭が欄になってる (2022年5月17日 20時) (レス) @page7 id: 972de952e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花緑青 | 作成日時:2022年5月14日 18時

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