泥田坊と命と大地 ページ5
ちょっとした飲食店に、社長とその子供が食事をしている
『工事現場に妖怪が出没し工事に大混乱を起こしてるようです、視聴者も…』と泥田坊のニュースがテレビで流れる
「父ちゃん 父ちゃんのお仕事だよね？お化けが出るの？」と怯える子供
「お化け何かいねぇ！」と社長
「嘘！」と子供がニュースの事もあり、強く言うと
「嘘なんかじゃねぇ、たとえいたとしてもだ！父ちゃんは無敵だ！お化けなんかぶっとばしてやらぁ！」と子供の前で頼りがいを魅せる社長
「うはははは！」と、子供もその様子に笑顔になる
店からの帰り道「大きくなったら、何になるんだ」との社長に「父ちゃんみたいに強い男になる！！」と答える子供、幸せな親子の姿がそこにあった
その姿を陰から見る鬼太郎とA
夜、子供は眠り、社長が今は亡き父親の仏壇に手を合わせていると『ｶﾗﾝ』とあの下駄の音がするそして、『ﾁﾘﾝ』という鈴の音
酒も用意し、鬼太郎達と話し合いをする社長
「あそこの市は財政破綻寸前でな、発電所が最後の希望だ…それにこの受注にはずいぶん金を使った…今更中止はできねぇ」と大人の事情を話す社長
「中止にしなければ…今度は死人が出るだろう…それはあなたかもしれない…残された子供はどうする」と静かに、鬼太郎が責める
「人間の事情と妖怪の事情が並びたたねぇ以上、引いたほうが負けさ」との社長の物言いに
「勝ち負けの話じゃない」と苛立つA
「ふん」と社長は余裕の笑みを見せる
「僕たち妖怪が…憎いんだな」との鬼太郎の言葉に、真剣の表情になる社長
「親父は最後…こういった」
社長が子供だったころ、既に瀕死の父親のいる病室
「わりぃな…とっとと逃げ出しちまえばこんなことにはならなかったろぉ…でも、でもなぁ、地面掘って、杭売って働いてると…おらぁ、おめぇたちの未来をこの手で作ってる…そう思うんだ…なら…仕事放り出して逃げ出すわけにはいかねぇじゃねぇか」と、社長に最後の言葉を満足気に話す父親
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サヤノ - 花桜優音さん» 初めまして、ゲゲゲの鬼太郎の連載夢小説をひょんなところで初愛読しております、サヤノと申します、それに次回のゲゲゲの鬼太郎は吸血鬼ラ.セーヌです、私はゲゲゲの鬼太郎や様々な妖怪と西洋妖怪に詳しいのでご安心下さい、次回をお待ちしています。 (2020年5月27日 21時) (
レス) id: 7cd0816ef6 (このIDを非表示/違反報告)
透花優音 - 檸檬さん» えっと。なんの作品ですか？ (2020年3月4日 15時) (レス) id: b2a1e887a7 (このIDを非表示/違反報告)
透花優音 - りんごさん» ありがとう。結局遅くなってごめんね。 (2020年3月4日 15時) (レス) id: b2a1e887a7 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 花桜優音さん» おかえり！楽しみに待ってたよー！何かあったり相談があったら私たち愛読者さん達に言ってね！これからも頑張って！！！！ (2019年11月15日 16時) (レス) id: 57676473eb (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 新しい作品ってまだですか？ (2019年11月13日 16時) (レス) id: c3ee2c0bd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花桜優音 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/manyamanya5
作成日時：2019年4月29日 15時
