泥田坊と命と大地 ページ2
工事のための仮設施設に、ねずみ男が話を持ち掛けている
「泥田坊?」と聞き返す女性
「ええ、農民の父親が荒れた土地を苦労して開拓し、ようやく米がとれるようになった、ところがドラ息子は、酒ばかりをのみ田圃は人手を渡ることに。」
「それで悲しみながら死んだ父親は、その田んぼに夜な夜な現れては、田を返せ、田を返せ…と、今回もそう、あんたらが土地を荒らすから怒ってんだよ、泥田坊も」と解説をするねずみ男
「な、何のお話なのかさっぱり…」と言いつつも、手を震わせ怖がる女性
「にひひひひ」とその様子に満足気なねずみ男が商談をもちかける
「妖怪のせいで作業が進まない!ところが、お偉いさんたちはスケジュールを守れの一点張り!労働者はつらいねぇ、さぞかし不安でしょう?」と、事前に労働者に会って手に入れた情報を話す
「そこで!俺の出番だ。鬼太郎ってのがいてね、妖怪退治のエキスパートだ、もちろん、ただ働きってわけにはいかねぇがぁ…料金プランは松竹梅!」
と話を持ち掛けていると、屈強な男がねずみ男を片手で軽々と持ち上げる
社長!」と女性
「社長!にひひひ、こりゃどうも社長さん、妖怪退治とお払いと観戦がセットになった松コースはいかがですか!」
「なんなら鬼太郎のサイン入りのブロマイドも、おまけに着けちゃって…にひひひ」とねずみ男は、その鋭い眼光の男にも怖気ず商談を持ちかける
しかし、「フン…二度と姿を見せるんじゃねぇぞ」と、社長は男をつまみ出してしまった
鬼太郎ハウス
「いてていててて!もっと優しくやれねぇのかよ」と、ねずみ男が手当てをしている砂かけばばあに文句を言う
「手当てしてもらって何様のつもりよ!」とねこ娘がねずみ男をはたく
「猫娘...汗 怪我してるんだよ?一応」
「30年前、田んぼをゴルフ場に作り変え、それが流行らなくなったら、今度はメガソーラー発電所となぁ…」と目玉おやじ
「泥田坊が怒るのも、無理ないわ」とねこ娘が人間の身勝手さに呆れた口調
「うん。でも、最近の人間はそれが普通だからねぇ。」とA
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サヤノ - 花桜優音さん» 初めまして、ゲゲゲの鬼太郎の連載夢小説をひょんなところで初愛読しております、サヤノと申します、それに次回のゲゲゲの鬼太郎は吸血鬼ラ.セーヌです、私はゲゲゲの鬼太郎や様々な妖怪と西洋妖怪に詳しいのでご安心下さい、次回をお待ちしています。 (2020年5月27日 21時) (レス) id: 7cd0816ef6 (このIDを非表示/違反報告)
透花優音 - 檸檬さん» えっと。なんの作品ですか? (2020年3月4日 15時) (レス) id: b2a1e887a7 (このIDを非表示/違反報告)
透花優音 - りんごさん» ありがとう。結局遅くなってごめんね。 (2020年3月4日 15時) (レス) id: b2a1e887a7 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 花桜優音さん» おかえり!楽しみに待ってたよー!何かあったり相談があったら私たち愛読者さん達に言ってね!これからも頑張って!!!! (2019年11月15日 16時) (レス) id: 57676473eb (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 新しい作品ってまだですか? (2019年11月13日 16時) (レス) id: c3ee2c0bd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花桜優音 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/manyamanya5
作成日時:2019年4月29日 15時