百々爺の姦計 妖怪大裁判 ページ6
「判決を言い渡す、数々の証拠品。証言を決定的なものとして、鬼太郎は、有罪!!500年の液状化刑と処す!直ちに処刑場へと連行、液状化刑の執行に移る。」
「待ってくだされ!...判決に異議は唱えません。しかし、妖怪の身とはいえ500年は今生の別れとも言える時間。どうか、どうかこの場にて、親子の話をさせてくだされ...」
「うむ...よかろう」
「あれは激しい雨の降る晩の事じゃった...」
まなとA、猫娘は、裁判所をあとに走り去っている。
「A!このままじゃ鬼太郎が!」
「まな!安心して!裁判は茶番よ!真犯人を見つけないと、鬼太郎の無実は証明出来ない!」
「でも...時間が!」
「あれ?聞いた事ないんだっけ?父様の息子自慢。」
「ワシらは...」
「こんなの聞いてられっかよ。」
と、ねずみ男も裁判所を後にした。
「子泣き爺さん!起きて!」
子泣き爺は、起きない。
「まな...こうやんのよ!」
と、蹴飛ばす猫娘。
痛そう...
「え?まなちゃん?こうしちゃおられん!裁判に行かんと!」
「もう遅いよ!鬼太郎が有罪なの!」
「どうして寝てたの?」
Aが聞く。
「ねずみ男が景気づけだって酒飲んで...」
やっぱりあいつか。
金に目がくらんだんだな。
はぁ。
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マリイ - 鬼太郎5期のバルモンドの小説も書いて欲しいです (2019年10月30日 18時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
花桜優音(プロフ) - わかりました! (2019年3月31日 13時) (レス) id: b1f72a0dd9 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 花桜優音さん» 名無しの過去を見ていると可哀そうになって来ました…。夢主さんにもまなと一緒に名無しを抱きしめるシーンも見たいです。 (2019年3月31日 9時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
花桜優音(プロフ) - はい!頑張りますね! (2019年3月2日 11時) (レス) id: b1f72a0dd9 (このIDを非表示/違反報告)
黎唖(プロフ) - お早い返事を有り難う御座います!続き楽しみにしてます! (2019年3月2日 11時) (レス) id: 0b4125b9db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星野真野 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/manyamanya5
作成日時:2019年2月3日 11時