絶望と漆黒の虚無 ページ40
「バカ鬼太郎っ!なにしてんのっ?!憎しみに捕らわれるなんて...情けない!!
まなの憎しみと、鬼太郎の憎しみが!人の憎しみと…妖怪の憎しみが!あいつに力を与えたんだよ?!」
「鬼太郎!己の憎しみにとらわれることは、どんな結果を生むか、これでわかった!?」
そして、名無しは仮面を取り、まなを吸収する。
名無しが光を放ちその姿を変貌させる
「だあああう〜〜〜…あああああああ!」と赤ん坊のような泣き声、4つの目を持つ巨大な赤ん坊の怪物へと名無しは姿を変えた
「あれが…名無し…?」
「いいいいいいいあああああああ!!」
「髪の毛針!!」
「霊毛ちゃんちゃんこ!」
「指鉄砲!」
「水流!れい」
「ああああああああああああい!」と、鬼太郎をその手で押しつぶそうとする名無し
「がんばれ!鬼太郎!A!」と目玉おやじが応援する
「はい、父さん…」
「はい...父様」
「ううううあああああああああ!」と
全力で名無しの手のひらを反すが、このまま押しつぶされ殺されてしまいそうになるもうもはやいつ潰されてもおかしくない
「ええい…もはや!鬼太郎とAの命を救うにはこれしかない」
とその場から飛び出す父様
「ゆびでっぽおおおおおおおおお!」
父様が攻撃した。
衝撃により、遠くのビルまで飛ばされる鬼太郎とA。
「父さん!!父さん!今行きます!」
「父様!助けます!」
「逃げろ!鬼太郎!A!今は逃げるんじゃ!!」
その言葉を最後に、名無しの手のひらによって、父様は、視界から消えた。
押しつぶされたその手のひらの衝撃は、町の木々を吹き飛ばし、ビルも家もすべてが消滅させていった…
「とうさあああああああああああああああああん!!!」
「父様ーーーーーーー!いやーーーー!いやだ!」
私と鬼太郎は、父様を。失った
そのまま私の意識は薄れて行った。
11人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マリイ - 鬼太郎5期のバルモンドの小説も書いて欲しいです (2019年10月30日 18時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
花桜優音(プロフ) - わかりました! (2019年3月31日 13時) (レス) id: b1f72a0dd9 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 花桜優音さん» 名無しの過去を見ていると可哀そうになって来ました…。夢主さんにもまなと一緒に名無しを抱きしめるシーンも見たいです。 (2019年3月31日 9時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
花桜優音(プロフ) - はい!頑張りますね! (2019年3月2日 11時) (レス) id: b1f72a0dd9 (このIDを非表示/違反報告)
黎唖(プロフ) - お早い返事を有り難う御座います!続き楽しみにしてます! (2019年3月2日 11時) (レス) id: 0b4125b9db (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:星野真野 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/manyamanya5
作成日時:2019年2月3日 11時