絶望と漆黒の虚無 ページ37
あれから...人間界は荒れ狂っていた。妖怪もか。
真名が猫娘と私を攻撃...した動画が拡散されていた。
「これは何かの間違いじゃ!」
「人間達の作るCGとやらに決まっている!」
「そうに決まっとん。こげんな力真名ちゃんにあると〜。」
「私。まなと話してくるから...どこでこの力を手に入れたのか...どうして...こんなことしたのか...鬼太郎。お願い一緒に来て。」
「ならわしもついて行くぞ!!」
「わしも!」
「ヌーリーカーベー。」
「ついてこないで!!...あっ...ごめん。でも私と鬼太郎で行きたいの。」
向かっている途中。誰の言葉も耳に入らなかった
公園付近。
ガラの悪い連中に囲まれている...豆腐小僧?
「やめて。豆腐小僧に手を出さないで。」
「A!」
「A?!こいつ見たことあるぜ。真名って奴に一緒に攻撃されてた...」
「じゃあなんで生きてるんだよ!!」
「化け物だ!!」
「でもお前、にんげんのみかたなんだろ?」
「なら黙って見てろよ。」
「少なくとも...私は人間の味方では無い。誰の味方とか、正直どうでもいいの。間違ったやり方をしてる人を正してるだけ。もう正せないレベルだけどね。」
「んだと?!」
「生意気だぞ!」
「調子にのんなよ!」
「今すぐ...こっから消えろ。去れ。...消えろっ!!どうしても去らないなら...死神を呼んでやる。それかこの剣で刺してやる。」
懐から剣を出す
「消えろお!!」
その剣を突き刺す。と地面が割れた。
「やべぇ!逃げろ!」
逃げてく若者。
「やりすぎたかな...」
自傷的な笑いをした
街灯に照らされた彼女はどこまでも
ただひたすらに美しかった。
ただそれすらも美しいと思えないほど
鬼太郎は、切羽詰まっていた
「ありがとう!A!」
「どーして。こんな所にいるの?」
「だって...みんなが妖怪を倒すんらって。」
「みんな...」
「鬼太郎。A。お前らが手ぬるいからよ。」
「「畑怨霊」」
「妖怪狩りが始まっている...」
「何故そんなことを人間達が?」
「妖怪が怖い...ならみんなで倒せばいい。って考えなんだ。多分」
「目障りだ!」
「気持ち悪い!」
「虐めてやる!」
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マリイ - 鬼太郎5期のバルモンドの小説も書いて欲しいです (2019年10月30日 18時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
花桜優音(プロフ) - わかりました! (2019年3月31日 13時) (レス) id: b1f72a0dd9 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 花桜優音さん» 名無しの過去を見ていると可哀そうになって来ました…。夢主さんにもまなと一緒に名無しを抱きしめるシーンも見たいです。 (2019年3月31日 9時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
花桜優音(プロフ) - はい!頑張りますね! (2019年3月2日 11時) (レス) id: b1f72a0dd9 (このIDを非表示/違反報告)
黎唖(プロフ) - お早い返事を有り難う御座います!続き楽しみにしてます! (2019年3月2日 11時) (レス) id: 0b4125b9db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星野真野 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/manyamanya5
作成日時:2019年2月3日 11時