ゲゲゲの鬼太郎 Part2

なりすまし 妖怪のっぺら坊 ページ19

ある日

鬼太郎と談笑していると、

「鬼太郎〜！！｣という声が聞こえた

「どうしたんだ...のっぺらぼう」

「助けて欲しいんだ鬼太郎！お礼は、ほら、魂の天ぷら！」

「はーはっ！こりゃ酒に合いそうじゃ...んー...うへっうへっこ、こりゃあ」

「こなき爺さん？」

「言っけねぇ魂の天ぷらはおら以外が食べると顔が取れちまうんだった！」

「それよりのっぺらぼう。き、鬼太郎に助けてって？」

「おら、人間とRAINしてるんだけど今度そいつがおらと直接会いたいって言ってきたんだ。でもその子ももう子供じゃないからおらの姿が見えるかもわかんねぇ...たとえ見えたとしてもこんな姿を見せたら驚かれるだけだ...頼む！どうにかしてくれ！鬼太郎！A！」

「どうにかって...」

「鬼太郎！どうにかしてあげよう？困ってるんだし」

「はぁ...いつまで経ってもきっとAには勝てないな...可愛いし(ﾎﾞｿｯ｣

「き、き鬼太郎？！丸聞こえだよ？！」

「えっ⸝⸝⸝⸝」

「ちょっと！お二人さん！朝からイチャイチャしないでよね！」

「「猫娘...」｣

少し羨ましいと、思う猫娘。

〜しばらくたって〜

GOGOマンのフィギュアを持って待ち合わせする鬼太郎。

それを影から見るA

「あの...失礼ですけど僕、北島敦と言います...GOGO万次郎さんですか？」

「はい…そうです。僕がえーっとえーっと...ゲーゲー万太郎です！」

小声で「ちゃうよ鬼太郎！ゲーゲー万太郎ちゃう！えーっとGO次郎だよっ！」←違う

近くの喫茶店に入る2人。

「という状況なんだ...ほんとにもう...どうしたらいいか...」

「淳さんは今のお仕事が好きなんですか？」

「僕は...」

「親父様淳さんは、そうとうな悩みを持ってますね。」

「あぁ今なら敦くんにのっぺらぼうが見えるかもしれん」

「私もそう思いました。それを鬼太郎に提案してみては？」

「そうじゃのう。ただ、最初はやはり怖がるであろう。」

「えぇ、そこが迷いどころでして...」

「鬼太郎は、どう考えているのかのぉ」

「ですよね〜」

「そんなに苦しいなら辞めればいいじゃないですか？...好きなことをして生きていけばいいのに...」

「そんな簡単に...でも、そんなこと言ってくれるのは君だけだ！いや...前にも1人だけいたかな...？」

「もう顔も名前も覚えてないけどあのこと遊んでいた時はただ、楽しかったな〜」

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