ゲゲゲの鬼太郎 Part2

永遠の命 おどろおどろ ページ14

〜みこと家〜

「パパ？今日何の日か分かる？.......やだなぁ！パパの誕生日じゃない！プレゼント買ってきたの！.......せめて顔ぐらい見してよ！もう何ヶ月も、パパの顔、見てない！！」

〜鬼太郎家〜

「ただ、おどろおどろになったのは確かじゃが...人を襲うと言うのは...実際広がってる吸血事件の犯人か、どうかは分からん。」

A「そうなの？鬼太郎？」

〜みこと家〜

｢ぐぁぁあぁああー！みこと...パパはもう、...お前のパパじゃないんだ...｣

と、妖怪おどろおどろに変身する姿があった。


ある女性が夜道を1人で歩く。その様子を、上から眺め襲いかかる妖怪おどろおどろ

「うわぁぁぁあ！」
と、驚く女性。

「リモコン下駄！」

と、鬼太郎が助ける

「A、その人を！」

「わかった！」

「おのざきさん！目を覚ましてください！」

指鉄砲をしようとしたが...

「辞めて！！」

と、みことが止めに入った。

その間に、逃げるおどろおどろ。

「女の子が止めに入った？？」

「それ、みことちゃんでしょ？」

「うん。おのざきみこと。だって。」

「あの人の娘さんか。」

もう一度みことの家に行く。

「僕が...どうしてここに来たか分かるね？」

「はい。」

「お父さんは？」

「もう部屋に戻っています....」

「鬼太郎さん！父を殺さないで！」

「お父さんから聞いたんだね。」

回想

「パパ！パパ！」

「鬼太郎さんの邪魔をしちゃダメだ」

「鬼太郎って、さっきの子？」

「そうだ。あの人だけが 私をこの苦しみから救ってくれるんだ。」

「父を殺さないでください。」

「君のお父さんは苦しんでいるんだ。その苦しみを長引かせたいのかい？」

「それでも、父は父です！」

「人間の時はそうかもしれないけど、おどろおどろになったら...」

「あぁなっても父は、私だけは襲いません！娘だと、分かっているんです。」

「わずかだけど、父親の愛が、残っている？」

「私が何とかします！」

みことちゃんが見せたのは、あの画面だった。

「こういう人たちを集めて、父に血を吸わせるんです。それならいいでしょう？」

「馬鹿なことを！死にたいなら血を吸ってもいい、そんな理屈がこの世にあるものか！！親子で道を外れるつもりか！！」

「だったら...だったらどうすれば！！」

涙を流すみことちゃん。

「そこまで思い詰め出たの？」

永遠の命 おどろおどろ→←永遠の命 おどろおどろ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す