ゲゲゲの鬼太郎 Part2

永遠の命 おどろおどろ ページ12

「良くいらしてくださいました。おのざきです。」

「どういうことですか？あなたを殺して欲しいなんて...しかも、鬼太郎と、私だけにしか、殺せない。というのは。」

「鬼太郎さんとAさんは、妖怪を退治出来ると。｣

「どういうことか、説明してくれない？」

「私は、数年前まで.......ある国立大学の医科学研で、永遠の命をテーマとした遺伝子操作の研究をしていました、そしてついに不死の細胞を作り上げたのです...」

「おのざきって、みことちゃんの他になんか聞き覚えあると思ったらあなた、おのざき細胞の開発者のおのざきさん？！ あのね遺伝子操作で、不死の細胞を作り上げたって話があったの。でも...それは...｣

「えぇ...最初こそマスコミは神の細胞を作りあげたと、人類の希望だと、持ち上げていましたが...再現をした研究者たちが、ことごとく失敗して...」



「私は、間違っていない！研究結果は正しかったんだ！あれは絶対再現試験をした、連中の、腕が悪かったからなんだ！...くっ！あぁ少し、興奮してしまいました...」


「私は、ついに禁断の実験に踏み切ったのです。 人体実験...に。勿論他人を巻き込むことは出来ません。｣

「自分を実験台にしたんじゃな...」

「はい…」

「あの、話がよく分からないんですけど。」

「すいません。前置きが長くなりました...実験の結果。どうなったか見て下さい。｣

タブレットを取り出す。

「みんな！見ているか！不死の細胞は、存在する！それを証明するために私は、自らを実験台にすることを決意した！がぁぁあぁああ！」

突然、心臓を抑えて苦しむ男の人。

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