ゲゲゲの鬼太郎 Part2

永遠の命おどろおどろ ページ11

「パパ？お夕飯出来たわよ？」

部屋の壁を叩く音がする。多分みことだろう。

「分かってるだろ？パパは今、研究で忙しいんだ...」

と、男の人の声。お父さんだろうか？

悲しげな表情で立ち去るみこと。あの後、みことが怪しくて家まで着いてきてしまった。

「大丈夫...平常心を保つんだ...自分の欲望に負けては行けない...」

と、苦しそうな声。さっきの男の人だろうか？

その後は何も変わりがないので帰った。

〜鬼太郎の家〜

「鬼太郎！！お湯！お湯が溢れてるよ！！」

「えっ？あぁっ！」

「おい！鬼太郎！」

「すいません...父さん。」

「どうしたんじゃ。」

「昨日、まなとAと一緒にいた女の子が気になって...」

「あぁ。みことね。私も気になったから、あの後尾行してみたの。」

「どうだったんだ？」

「男の人が話してた。内容は...思い出せない。」

「何か、感じたようじゃなぁ。」

「えぇ。微かに妖気を...微かなので取り憑かれたわけではないし...不思議なんです。」

「まぁね。あの子がノックした部屋にもちょっとだけ妖気が漂ってたし。あ、思い出した！自分の欲望に負けてはいけないって言ってたよ。｣

「なんだ？それは？」

「さぁ？」

「んー。なんじゃろうのぉ、」

「鬼太郎！これ、ポストに入ってたわよ。」

「ん？A！」

「何これ...親父様！」

「ん？なに？ これは！！」

「おのざきって知ってる！みことちゃんの苗字だよ！家も覚えてる！住所教えて！.......多分同じよ！行きましょう！｣

変身を解いたA

やはりさっきの家に着いた。

大きいな...この家。

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