たんたん坊の妖怪城 3 ページ34
ま「私も昔は目に見えない物って全然信じてなかった。・・・でも、鬼太郎や美人さん、猫姉さんに会ってそういう世界もあるんだなって分かって、だから鬼太郎達のお手伝いが出来たらなって」
鬼「・・・分かった。気持ちはありがたく貰っておくよ。でも、もうやめた方が良い。」
『・・・』
ま「どうして?せっかくこうやって友達になれたし、役に立ちたいの!」
まなの言葉はどれも本気で、決して冗談では無いと断言出来るほどの熱意が込められていた。
そして、鬼太郎は私達に背を向けながら言う。
鬼「妖怪と人間は友達にはなれないよ」
ま「・・・っ」
鬼「妖怪の世界に近づこうとすれば、妖怪の方も近づいてきてしまう。でも本来は妖怪の世界と人間の世界は交わらない。・・・交わっちゃいけないものなんだ。
お化けや妖怪はね、少し遠ざかって恐れるくらいが丁度良いのさ。」
こちらに顔を向けながら言う。
まなは鬼太郎の言葉を聞き、左腕を軽く握り俯いた
鬼「君にはあの人を助けて貰った恩もあるし、この件は調べてみるよ。ただ、二度とこういう事に関わっちゃ駄目だ。・・・良いな?」
ま「・・・」
『っそんな 鬼「君も」!』
鬼「君も何もしないでくれ」
『そんな.. 分かった。もう何もしないよ。じゃあね。』
まなのついでなのは分かってる。だけど、なんか悲しい
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雪華 - いいですよ。 (2018年11月26日 18時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
花桜優音 - あ、これお母さんの借りてます!すいませんね (2018年11月18日 18時) (レス) id: 1ce8af46e8 (このIDを非表示/違反報告)
花桜優音(元星野真野) - わかりました!キサラんと作ってみます (2018年11月18日 7時) (レス) id: 387a0aa7ea (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - ↓あ、すいません・・・。2回押しちゃって・・・。 (2018年11月13日 21時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - お願いあるんだけど良いですかな?ドラキュラ三世×犬山まなの恋愛短編集で作って貰いますかな?三世はアニエスと一緒に共に戦う設定で (2018年11月13日 16時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星野真野 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/manyamanya5
作成日時:2018年8月22日 17時