I've been in love with you.３

森田さんのお誕生日２番外編※ネタバレ注意 ページ35

そんな雑談をしながら、私は生クリームを塗りたくったスポンジを

横に切り、片方のスポンジに切っておいた苺たちを並べていった。

そこにもう片方のスポンジを乗っけて、軽く上から押した。

そして、スポンジとスポンジの間を生クリームで埋めて、

今度は１番上のスポンジの端にあのパティシエさんがよくやるような

クリーム絞ってキュッ！ってやったようなやつ(語彙力低下)

をやって、ヘタを取ってある苺を隣に並べていった。

健「うわぁ〜！美味しそぉ…」

准「健君。まだ食べちゃダメだよ？」

健「ぐぅ…ごぉ早く来ないかぁ…」(´・ω・｀)

快「まぁまぁ、まだケーキ出来てないんだし笑」

健「もうすぐ出来るじゃん」

「まぁ、そのうち来るよ笑」

私は中心に、『森田剛君！１７歳のお誕生日おめでとう！』

と書かれたチョコプレートを置いた。

「よし！出来た！」

准「じゃあ、後は本当に剛君が来るだけだね」

健「あぁ！ごぉ〜！早く来て〜」

快「お前はケーキ食べたいだけだろ笑」

すると、ガチャッと、遠くでドアが開いた音がした。



「あ！来たみたい！」

准「クラッカー！クラッカー！」

健「は、はい！」

快「よし、じゃあ『せーの』でパーン！だからな？」

健/准/A「うん！」

足音がドアの前で止まり、ドアが開いた。

快「せーの！」

パーン！！！

快/健/准/A「剛！/剛君！誕生日おめでとーう！！！」

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