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…
てつやの腕の中、
て「……迎えに来た。」
少し鼻声、てつやの少し濡れた手。
て「としみつとちゃんと話した?」
言葉が出なくて、首を横に振る。
て「…としみつ、すごいAのこと探してたよ」
『私……』
て「……としみつと。ちゃんと話そ。
Aの気持ち、ちゃんと。
としみつ、Aのこと嫌いになったわけじゃない。」
え?
て「聞いたわけじゃないから、あれだけど。
見てたらわかる。
としみつ。今すごく必死だよ。
ちゃんと、話した方がいいと思う。」
Aがまだとしみつのことを好きでいるならね。
て「車。乗って帰る?」
『ううん、ありがとうてつや。
自分でちゃんと帰れる。』
てつやのおかげで、
決心が着いた。
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
岡崎に戻ってきた。
雪が積もってて寒い夜中に。
としみつに【会いたい】とだけ連絡する。
すぐ既読がついて、通話がかかる。
『…もしもし』
聞こえる声に涙が出そうになる。
と「…俺も、会いたい。今どこ」
『…デート。したいなぁ』
…
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芽柚(プロフ) - フラワーさん» ありがとうございます!新しい作品公開しておりますのでまた楽しんでいただければ幸いです。 (2019年7月28日 18時) (レス) id: 301fe0be56 (このIDを非表示/違反報告)
フラワー(プロフ) - お疲れさまでした。胸がきゅっとなりながらの結末で妄想の域をこえてる素敵なお話でした。他のお話も投稿楽しみにしてます♪頑張って下さい。 (2019年7月28日 18時) (レス) id: 34909526e5 (このIDを非表示/違反報告)
芽柚(プロフ) - ワイさん» 続きいっぱい書きますー!!!!!ありがとうございます! (2019年7月28日 12時) (レス) id: 301fe0be56 (このIDを非表示/違反報告)
ワイ - つづきが気になる! (2019年7月27日 0時) (レス) id: 66a772a320 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:芽柚 | 作成日時:2019年7月23日 16時