『おーらんホスト部へようこそ〜！』「可愛い!!」「先輩、うるさいですよ」「ハルヒ酷い!!」どじっ子キャラのフワフワホストはいかがですか？ 【桜蘭高校ホスト部】

遊園地編 ２ ページ18

環「そう!!ハニー先輩の言う通りだ!!!ハルヒ、A!!!!ちょぉ〜可愛いぃ〜!!」


名前を呼ぶときまでは真面目だった表情が次の瞬間にはユルリと蕩けた。


ハルヒは少女服をやたら着せたがる父親がコーディネートした、花柄の薄いピンクのキャミソールワンピ、その下には白のＴシャツを着ていた。
そして頭には背中くらいまでの長さがある茶髪のウィッグを被っていた。


ハルヒ「自分は動きにくいので着たくはなかったんですけど…、父が絶対可愛いから着てけーってうるさくて。」


A「ハルヒ、可愛いよ？」

コテンと首を傾げ、ハルヒを見つめるAも普段の制服姿からは想像できないくらいの可愛さだった。


Aは七分丈の白いブラウスにショートパンツ、白のワンポイントハイソックスにピンクのシューズといういかにも"女の子らしい"格好だった。



光「どっちも悪くはないよね！」

馨「そうだね！んー、でもAはぁ…。」

言いながら馨はズボンのポケットに入れてあったヘアゴムでAの髪を結び始める。


馨「………よしっ、これでＯＫ！」



さすがプロといったところか。馨は流れるような速さでAの髪を結び終えると満足そうに頷いた。

Aは面倒くさがり、髪に全く手を付けずにこの場に来たのだが、Aの髪は馨によって低い位置の二つ結びになっていた。


しかもヘアゴムにはピンクリボンが付いており、より女の子らしさがアップしていた。

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