出会い ―直前― ページ2
ハルヒ「なんで自分がこんなこと…ブツブツ。」
今ハルヒはとある人物を探すため、1年の廊下を歩いていた。
それはついさっきホスト部で起こった事件?が原因だった…と思う。
―――…
環「ハルヒー、ちょっと来い!」
ホスト部の営業時間が終わり、帰り支度をしていた自分に環先輩が声を掛けてきた。
鏡夜「今ホスト部は計7名。最近予想以上に繁盛していて猫の手も借りたいくらい大忙しだ。」
ハルヒ「はぁ。」
何が言いたいのか、つまり…
環「部員を1人増やしたい!!」
…あぁ、また環先輩の無茶振りか。
ひきつった顔を隠しもせず、ハルヒは既に慣れてしまった環の無茶を理解した。
鏡夜「普通なら反対するところなんだが…忙しさにお前達が倒れないようにするのも部長の務めだと言い張られてな。」
鏡夜がチラリと横目で見た先には新しく入る部員を思い、頭の中で妄想を繰り広げている環の姿があった。
ハルヒ「…分かりました、でも何で自分が。」
鏡夜「お前は強運の持ち主だからさ。」
胡散臭い笑顔を向けられ、思わずまた頬がひきつった。
―――…
と、いうわけだ。
ハルヒは鏡夜のお墨付きの〈強運〉に頼り、いく宛もなく歩き回っていた。
テクテク、テクテク。
テクテク、テクテク。
先程から後ろに誰かいる。というか、着いてきている。
視線に耐えかねて足を止める。
すると後ろの足音もピタリとやんだ。
ハルヒは他人に対してさして興味がない。
だが、こればかりは気になった。
好奇心には勝てない。
ハルヒは勢いよく振り返った。
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春(プロフ) - めめさん» ほんとですね…読み返してみると性別がわかる言葉使っちゃってました…!!今更でも報告していただけて嬉しいです、作品を読んでいただきありがとうございました!₍ᵔ· ̫·ᵔ₎ (2021年10月31日 10時) (レス) id: a5cd8230c1 (このIDを非表示/違反報告)
春(プロフ) - 楓さん» 久しぶりにこの作品を開いて気づきました…!見返しましたら確かに体重少し重いと感じましたので修正しました!報告ありがとうございます!꒰( ˙ᵕ˙ )꒱ (2021年10月31日 10時) (レス) @page6 id: a5cd8230c1 (このIDを非表示/違反報告)
めめ(プロフ) - 楽しく読ませて頂きました!今更ですが、鏡夜が『ご令嬢』と言っている時点で女の子と把握しているのでは…?と思いコメントさせて頂きました! (2021年10月29日 19時) (レス) id: 3a3afbcba9 (このIDを非表示/違反報告)
楓 - めちゃくちゃ面白い!けど、ちょーっと体重重いかな?これからも応援してます! (2018年3月31日 23時) (レス) id: 9ded39c77f (このIDを非表示/違反報告)
ポテトサラダ(プロフ) - ゆうにゃんさん» 面白いなんて……!ありがとうございます!体重の件についてですが、藤堂ちゃんはお胸がある設定になっています。なので、身長分の体重+お胸の分という体重設定です。こちらの配慮が至らず、申し訳ありませんでした。ご報告、ありがとうございました!(*-人-) (2016年4月28日 17時) (レス) id: 33e9b7c089 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ポテトサラダ | 作成日時:2014年8月28日 17時