異能少女は恐怖を集める者に会う

泉「38話...こんな駄作を読んでくれてありがとう。」 ページ38

奈緒美「なんか怖いし、違うのに乗ろうよ。」

小春「そうだ...(そういえば私、奈緒美ちゃんに怒ってるんだった。)私がどのバスに乗ろうと奈緒美ちゃんには関係ないでしょ！」

奈緒美「え？」

小春「私はこれに乗るよ！」

奈緒美「でも」

小春「だったら奈緒美ちゃんはこのまま待ってればいいじゃん！」

A『このバスに乗っちゃダメだよ！』

小春「貴方誰？」

A『私の名前なんかどうでもいい。このバスに乗っちゃダメ！』

フシギ「このバスに乗ってももうこのバスは止まらない。」

小春「止まらない？そんなわけないでしょ！」

A『私たちの言ってることは決して嘘じゃない。さっき警告してもらったでしょ？』

小春「あれはやっぱり夢じゃなかったの？」

奈緒美「小春ちゃん、なんでそんなに意地を張るの？」

小春「意地なんか張ってない！」

奈緒美「嘘！張ってるよ。何回も謝ってるのに今だって怒ってるじゃない！」

A『君は口出ししないでくれる？話がややこしくなる。』

小春「意義なんか張ってないって言ってるじゃない！私はこのバスに乗ってくから！」

フシギ「それなら仕方ない。生身の人間が乗るとこのバスは終点につかない。降りよう。」

A『待って。小春ちゃんと言ったね？ごめんこれは君の為』

小春「ｷｬ!離してよ！何するの！」

奈緒美「小春ちゃんから手を離して！警察呼ぶよ！」

A『黙れ！次一言でも喋ったらこの羅生門があんたの首を食いちぎるよ！』

小春/奈緒美/フシギ「ｿﾞｸｯ」

フシギ「(A、落ち着いて。)」

A『ごめん。小春ちゃん。今すぐ降りて。』

小春「...」

A『はぁ。』

ドッスーン

Aが小春を投げ飛ばした。

奈緒美「小春ちゃん！大丈夫？」

小春「うぅ。へーき」

奈緒美「ごめんね。」

小春「いいよ。もう辞めてね。」

奈緒美「うん。」

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ジミー「A、大丈夫か？」

A『うん。自分がつくづく嫌いになるよ。あの人にもう人は殺さないって誓ったのに...助けられないかもしれなくなるとすぐに邪魔する奴を殺そうとするんだから。』

フシギ「大丈夫。Aは変われてると思うよ。だってマフィアの人達よりも遥かに優しいじゃないか。」

A『ありがとう。フシギ。』

ジミー「あの子達仲直り出来たみたいで良かったな。」

芥川「39話だ。...太宰さんを知らないか？」→←賢治「37話です！困ったことはありませんか？えっ？無い？わかりました。困ったことが出来た時は言ってくださいね！」

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