俺の妻がイケメン過ぎるby凶一郎 (ページ10)

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幸せが9つページ10

凶「ふーん。誰をボコボコにするってー？」

流石、凶一郎だ。全く部屋に入ってきたに気づかなかった。気配も音もしなかった。

凶「仲間はずれなんてひでーなー。兄ちゃんもまぜてくれよ。そうだ辛三！屋敷の罠模様替えしたろ？避けるの面倒で全部ブッ壊しちゃった、ごめんな！」

絶対にそのごめんなは悪く思っていなさそうだ。その感じだと、早くに終わって、この部屋にいたんだろうな。

A「…一度だけ忠告するね、凶一郎。二人ともから手を引いて」

凶「やだね」

A「駄々こねない」

凶「こねてない。それに、そいつが無害である保証はないし、六美のためにも疑わしきは罰するのが俺のやり方だ」

A「困った旦那様だこと。それならこの家らしく、力ずくでやらさせてもらうよ。

さぁ、家族喧嘩の時間だよ」

凶一郎のネクタイを引っ張り、床へ叩きつける。床からは機械が出て、凶一郎を拘束をする。

七「ごめんね、兄ちゃん」

七悪が謝りながら、凶一郎に一撃を出す。でも、それは効いていない。

凶「ごめんな七悪。兄ちゃん忙しいから、後で遊ぼうな」

二「避けろ！」

鋼蜘蛛が襲いかかってくる。後ろにいる姉弟たちに危害が及ばないよう、暗器で防ぐ。

七「う"っ」

辛「がっ」

七悪は切り傷を負わされ、辛三はゴミ箱戦車3号を斬られた。私も、足に切り傷を負った。

やはり、人を守りながら、自分を守るというのは難しい。

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