幸せが39個 ページ42
A「六美ー、これこの前の任務の報告書…」
六「あ、そこ置いといて」
A「う、うん」
素早く判子を押していく六美。この紙の山は、不動産管理や融資、株式運用、そして報告書などに関係するものだ。そして、時々凶一郎の偽装離婚届なども混じっている。
六「この任務報告書、資料がすっぽ抜けてるわ。また嫌五ね」
A「じゃあ、その資料貰ってくるね」
六「いいの！？ありがとう、A姉ちゃん」
A「別にいいよ、これくらい」
六美の部屋を出て、嫌五の部屋に向かう。途中で凶一郎にも会い、嫌五の資料を一緒に取りに行こうと行ってくれた。
A「嫌五？入るよ」
嫌「えームリ。今ゲームで超忙しい…」
問答無用に嫌五の部屋のドアを開ける。そこにはおびただしい数の、変装のグッズ達が山になっていた。
嫌「あっ、ダメだって姉ちゃんー。プライバシーの侵害だってー」
A「プライバシーの侵害も何もないわよ。嫌五また資料を張り忘れてるよ。あと服を着て」
嫌「えーヤダ。いつも変装ばっかで疲れた肌を癒し中だもん」
凶「俺はともかく、女性の前では隠す努力をしろ。それに、この部屋のどこかにあるのだろう？一緒に探しがてら片付けるぞ」
嫌「やめといた方がいいって〜。銃とか手榴弾も紛れてるしさー」
自分の足下を見ると、確かに手榴弾が落ちている。
嫌「俺はめんどいことは絶対にしない。自由なんだ！」
A「ほんとにそうだね」
頭を抱え、ため息をついた。
凶「書類の不備や部屋を片付けないことも
すると、嫌五はそばにあった服をつかみ、部屋を出ていった。
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クラゲ - おぉ！すごいです！私、君の敬語が抜けるまでっていう小説書いてるんですけど(最近最新停止中)よかったら見てください！ (2023年3月24日 20時) (
レス) @page4 id: 772f111aa6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuma | 作成日時：2023年3月16日 10時
