俺の妻がイケメン過ぎるby凶一郎 (ページ34)

今日:59 hit、昨日:657 hit、合計:35,508 hit

幸せが33個ページ34

それを見た周りは「キャー！」と黄色い歓声を上げた。Aは突然のことに腰を抜かした。

凶「具合でも悪いのか？今日は保健室が閉まっているから、教頭室(俺の部屋)で休むといい」

Aをお姫様抱っこし、周りの生徒には早く教室に行くように伝えた。

A「もうっ！なんで生徒の前であんなことするの！？」

凶「しちゃダメだったか？」

A「ダメに決まってるじゃない！夫婦っていうならまだしも、キスはダメでしょ！みんな思春期なんだから…」

Aの顔はリンゴのように赤くなっている。生徒の前であんな醜態を晒してしまった以上、今日からどう学校でいればいいのかわからない。

元はといえば、１０割凶一郎のせいなのだが。

凶「まぁ夫婦とバレるのは時間の問題だったんだ。それはもう仕方がない」

A「そうだけどぉ…」

本当に穴があったら入りたいとAは思うのだった。

その後、家に帰るとその事を知った二刃が凶一郎を締めていた。

六「私たちまで恥ずかしかったんだから！」

凶「すまないな～」

太「でも、今日一番の被害はA姉さんなんじゃ…」

A「明日も学校行かなきゃ…どうやって居ればいいんだろ…」

四「おーよしよし。可哀想に」

A「四怨ー！」

Aは四怨に抱きつく。「私の妹イケメン！」と言いながら。

凶「A、抱きつくなら俺に…」

A「凶一郎は嫌。四怨がいい」

四怨からは勝ち誇った顔をされ、二刃からは「ザマァないね」といわれる始末。勿論、凶一郎は灰と化した。そんな兄、凶一郎を見て六美はゴミを見るような目で見ていたとか。

.