俺の妻がイケメン過ぎるby凶一郎 (ページ26)

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幸せが25個ページ26

太陽は順調にしているようだ。

A「こちらA。間もなく目標を奪取する。脱出プランスタンバイ」

四『こちら四怨、了解』

このまま行けば、端末も手に入るだろうと思っていたとき、自分の親を呼ぶ少女の声が工場全体に聞こえた。

太陽の動きが止まっている。恐らく、中に入っているのか子を助けるかで葛藤しているのだろう。多分、太陽は助けたいのだろう。

すると、太陽は動いた。今までにない早さで。あっさりと端末を奪い、手に取った。箱の中に入っている少女を助けようと、端末を動かしている。でも、所詮はフラワー便の端末。生体認証が何重にもしかれているに違いない。太陽は、止めるの必死で八重を使い、端末に撃った。もちろん、電撃を受けた端末は壊れ、流れも止まった。

太陽の回りには多くの敵。太陽はこの多くの敵を捌くことはできない。凶一郎といち早くも下に降り、凶一郎が鋼蜘蛛を使い、全員を仕留めた。

A「心を乱しちゃ駄目だよって言わなかった？

太陽の行動は否定しないよ。でも、行動に伴う責任について、冷静に判断するのもスパイの責務。

六美の手がかりを失った責任を、太陽は受け止められるの？」

少女が入っている箱のあるところへ行き、太陽が箱を開ける。

少女「ひっ」

太「もう大丈夫だよ。お家に帰してあげる」

少女は太陽に抱きつき、怖かったと言いながら泣いている。

凶「すまない四怨。任務失敗だ。プランDに変更する。至急捜し屋に連絡を…」

少女は太陽が着けている桜の指輪を見てこう言った。

少女「この指輪…お花の車に乗ったお姉ちゃんと同じ指輪だ…」

A「！」

太「えっ…！？」

凶「お嬢ちゃん、もう少し詳しく教えてくれるかい？」

怪我の功名とはまさにこの事をいうのだろう。

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