俺の妻がイケメン過ぎるby凶一郎 (ページ11)

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幸せが10個ページ11

凶「なかなか言い連携だったぞ。だが、一撃をいれた後のスキがでかすぎる。さあ、訓練はこのくらいにして、朝野(そいつ)を差し出せ。
じゃないと…この家ごと千切りにしちゃうぞ～？」

そういいながら、持っているガラスのコップを六等分に切断した。

二「あいつの専用武器"鋼蜘蛛"だ。あたしとAが防いでいるうちに逃げな」

凶一郎が鋼蜘蛛の攻撃を仕掛けてきた。二刃は柔術、私は暗器で鋼蜘蛛が当たらないようにしていく。だが、凶一郎が手を引き、二刃の手足が拘束された。

A「二刃！」

二「なっ…放せてめェクソ長男コラァ！！」

凶「暴れるな二刃、体ちぎれるぞ。お前の柔術も守りながらだとイマイチだなー」

A「っ…！」

嫌五と四怨にハンドサインで逃げるように指示を出す。四怨は残ったようだが、3人ともは別室へ逃げたようだ。

凶「Aも拘束したつもりだったが…できなかったか」

A「残念だけど、あの二人のためよ。ここから先には行かせない」

凶「かっこいー♡流石俺の嫁」

凶一郎の言葉を無視し、突っ掛かっていく。凶一郎に攻撃を仕掛けていくが、全部止められるか、かわされる。

凶「ごめんな、A。愛するお前にこんな乱暴なことはしたくないんだが…少しの間眠っててくれ」

お腹に激痛が走る。

A「…っ！？ｶﾊｯ…」

凶一郎が私の体を支え「お休み、A」と言ったのを最後に、私の意識は途切れた。

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