大切な仲間 ページ36
悲鳴嶼「不死川!!獅子唐!!一旦攻撃を止めろ!!鬼はもう再生していない!!」
A「!」
私は刀を落とし、その場に倒れ込んだ。倒した…上弦の壱を…倒した…
無一郎…玄弥…倒したよ…
私は立ち、無一郎の傍によった
A「…お疲れ様…無一郎…」
無一郎の頬を触ると、冷たかった。それでも暖かくて、涙が出てきた
A「うぅ…うっ…無一郎…玄弥…」
私がもう少し早く来ていれば…少しは変わっていたのかもしれない
するとフワッと、私の背中に私の羽織が掛けられた
悲鳴嶼「自分を責めるな…目の傷をそのままにしておくと化膿してしまう…手当をしなさい…」
A「…はい…」
私は物陰に行き、懐にしまってあった包帯を巻いた。師範が叫んでいた。この戦いで2人も大切な仲間を失ってしまった。私は師範を抱き締めた
A「倒しましょう…無惨を…」
師範は、私が痛まないように優しく抱き返してくれた
悲鳴嶼「2人共顔を上げろ。無惨を倒すまでは終わりではない」
師範から私は離れ、師範を立たせた
私は師範を支えながら歩いた
不死川「A…お前は…死ぬなよ…頼むから…」
A「…ええ…」
分からない。約束だなんてできない。この痛みからして無惨が復活した
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作者名:ニャユズコ | 作成日時:2020年8月1日 16時