守れなかった者 ページ4
全集中 玖ノ型 風龍神・削ぎ
倒せ。倒せなくても弱らせるんだ!
頭痛の痛みなんて無視しろ。頭が割れても倒せ
猗窩座「頸を狙い過ぎたな!!」
猗窩座の腕が、私目掛けて飛んできた
死ぬ
そう思ってると、服の首元を掴まれ、後ろに投げられた
A「煉獄さん!!!!!」
煉獄さんの急所に、猗窩座の腕が貫通していた
猗窩座「死ぬ…!!死んでしまうぞ杏寿郎!!鬼になれ!!鬼になると言え!!お前は選ばれし強き者なのだ!!」
死なせるな!!煉獄さんを死なせるな!!動け!!守るんだ!!
A「炭治郎、伊之助動いて!!煉獄さんのために動いて!!」
炭治郎、伊之助「!!」
壱ノ型 塵旋風・削ぎ!!
A「!」
猗窩座が、腕をちぎって逃げようとした
猗窩座が逃げる
そう思い、追いかけようとすると、横から刀が飛んだ
炭治郎「逃げるな卑怯者!!逃げるなァ!!」
A「いつだって鬼殺隊はお前らに有利な夜の闇の中で戦ってるんだ!!生身の人間がだ!!傷だって簡単には塞がらない!!失った手足が戻ることもない!!」
炭治郎「逃げるな馬鹿野郎!!馬鹿野郎!!卑怯者!!お前なんかより…お前なんかより煉獄さんの方がずっと凄いんだ!!強いんだ!!煉獄さんは負けてない!!誰も死なせなかった!!戦い抜いた!!守り抜いた!!」
炭治郎、A「「お前の負けだ!!煉獄さんの勝ちだ!!」」
惨めだ。弱い自分が嫌になる。避ければ良かったんだ。攻撃は見えていたのに。怯えたから。死ぬのを恐れたから。だから煉獄さんは…
一瞬だけ目を瞑った私を見て、私を助けたんだ
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作者名:ニャユズコ | 作成日時:2020年8月1日 16時