奇跡 ページ21
しのぶSIDE
出血も怪我も酷い。死んでいてもおかしくない状態なのに…!
死なないでくださいAちゃん!私は貴女の笑顔が大好きなんです!また…また私にあの笑顔を見せてください…
しのぶ「…?」
Aちゃんの胸元に…何かのマークが…。何ですかこれ…風車に似ている…
Aちゃんの胸元に、風車模様が着いていた。この模様は前まではなかった
しのぶ「不死川さんに聞けばわかるでしょうか…」
すると、不死川さんが走ってきた
不死川「胡蝶!!Aは!?」
しのぶ「今は眠っています。あの…お聞きしたいことが…」
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不死川SIDE
胡蝶「Aちゃんの胸元に、風車のような模様が着いていました。何か知っていることがあれば…」
風車のような模様…?
不死川「知らねぇ…」
胡蝶「そうですか…」
あれから四ヶ月、Aはまだ目を覚まさない。遊郭になんて行かせるんじゃなかった。あの時、宇髄の頼みを断ってれば良かった。俺の浅はかな考えでAに無理をさせた。傷付けた
鴉「任務ゥ」
今日も任務が来る。行くかァ…
俺はそう思い、最後にAの手を握ると、微かに動いた気がした
不死川「…?」
Aを見るが、まだ眠っていた
気のせいかァ…
そう思ってると、今度は強く握られた
不死川「!」
Aは薄ら目を開け、俺を見て微笑んだ
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作者名:ニャユズコ | 作成日時:2020年8月1日 16時