遊郭戦2 ページ13
A「宇髄さん、私はこっちを探してきます。見つけ次第鴉を飛ばします」
宇髄「ああ」
…宇髄さん相当怒ってるな。気配がピリピリしてる
善逸がいたお店辺りから頭痛が止まらなかった。雛鶴さんがそこに居たとして…鬼に見つかった？遊女が病気になって行くところは切見世…。雛鶴さんはくノ一…
A「まさか…」
私は切見世のある所まで行き、各屋敷を開けていった
雛鶴さんはあそこに鬼が居ることを分かっていた。だけど、鬼に目をつけられて、自ら毒を飲んで病気と見せた
A「どうか…どうか無事でいてください…雛鶴さん…！！」
宇髄さんに鴉を飛ばす方が先だ。私は解毒剤なんて持っていない
A「宇髄さんの所に！急いで！！」
間に合え！！
私は屋敷のドアを開けた。そこには、寝込んでいる雛鶴さんと帯があった
雛鶴「Aちゃ…」
あの帯…！！鬼の気配がする！！
宇髄「よくやったA」
数本のくないが、私の顔の横を飛んでいき、帯を刺した
宇髄「お前が教えてくれたから早く来れた。下がってろ」
私は外に出て、鬼が来ないか見張った。戦闘音がする。炭治郎か…？それにこの痛み…上弦だな…？何でこうも立て続きに十二鬼月と遭遇するのかねェ…
宇髄「行くぞ」
A「雛鶴さんはの様態は」
宇髄「解毒剤は飲ませた。後は大丈夫だ」
A「そうですか」
良かった…なら安心だ…
宇髄「！」
宇髄さんが急に地面に平伏した。え？何してるのこの人
宇髄「離れてろ」
A「あ、はい」
宇髄さんは刀を出し、呼吸を出した。それと同時に、地面に穴が空いた
宇髄「行くぞ」
A「了解」
夥しい数の帯があった。面倒臭いな…
風の呼吸 玖ノ型 風龍神・削ぎ
宇髄さんと一緒に帯を切っていく
まきを「天元様…」
宇髄「まきを、須磨。遅れて悪かったな」
A「頑張りましたね」
宇髄「こっからはド派手に行くぜ！！」
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作者名：ニャユズコ | 作成日時：2020年8月1日 16時
