夕暮れ時2【不死川実弥】 (ページ12)

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遊郭戦1 ページ12

A「…宇髄さん…どうしますか…？」

善逸との連絡が途絶えた。鬼に見つかったとしか言い様がない

宇髄「…アイツらには悪い事をしたと思ってる。俺たちで鬼を倒すぞ。あいつらは階級が低すぎる」

A「…了解」

どうか…どうか無事でいて…善逸

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炭治郎SIDE

伊之助が、自分がいるところに鬼がいると言った。でも何か…うん…説明があやふやで何を言っているのかが分からない…

炭治郎「そろそろ宇髄さんとAと善逸から定期連絡が来ると思うから…」

伊之助「こうなんだよ！俺にはわかってんだよ！」

炭治郎「うんうん…」

すまない…さっぱり分からない

宇髄「善逸は来ない」

A「…」

炭治郎「！！」

Aからとてつもなく悲しい匂いがした

炭治郎「善逸が来ないってどういうことですか？」

宇髄「お前たちには悪い事をしたと思ってる。俺は嫁を助けたいが為に幾つもの判断を間違えた。善逸は今行方知らずだ。昨夜から連絡が途絶えてる。お前らはもう"花街"から出ろ。階級が低すぎる。ここにいる鬼が"上弦"だった場合対処出来ない。消息を絶った者は死んだと見做す。俺はAと動く」

炭治郎「いいえ宇髄さん！俺たちは…！！」

宇髄「恥じるな。生きてる奴が勝ちなんだ。機会を見誤るんじゃない。行くぞA」

A「…炭治郎、伊之助」

炭治郎「！」

A「ごめんね」

宇髄さんが消えたあと、Aも消えた

伊之助「待てよオッサン！！A子！！」

俺たちは夜になったら動くことを決めた。Aのあんな顔…初めて見た…とても悲しい匂いと、後悔した匂い…