全集中の常中 ページ1
列車が倒れると同時に、私は外に出た。そこには、炭治郎と嘴平君がいた。何か話していた
炭治郎「ーーーー。ーーだったらもう十分罰は受けてる。助けてやってくれ…頼む」
嘴平「…ふん。行ってやるよ。親分だからな!子分の頼みだからな!!」
嘴平君は立ち上がり、炭治郎の方を向いた
嘴平「助けた後アイツの髪の毛全部毟っといてやる!!」
言ってることおっかないね
炭治郎「そんな事しなくていいよ…」
嘴平君が去った後、私は炭治郎の傍に座った
炭治郎「あ…A」
A「喋んなくていいよ。呼吸でし「全集中の常中ができるようだな!感心感心!」…」
煉獄さんが炭治郎を覗くように見ていた
炭治郎「煉獄さん…」
煉獄「常中は柱への第一歩だからな!柱までは一万歩あるかもしれないがな!」
キリッとした顔で言いますかそれ
炭治郎「頑張ります…」
煉獄「腹部から出血している。もっと集中して呼吸の精度を上げるんだ。体の隅々まで神経を行き渡らせろ」
炭治郎「ハア…ハア…ハア…」
煉獄「血管がある。破れた血管だ」
炭治郎「ハア…ハア…」
煉獄「もっと集中しろ」
頑張れ炭治郎
煉獄「そこだ。止血。出血を止めろ」
煉獄さんは、炭治郎の額に人差し指を当てた
煉獄「集中」
炭治郎「ぶはっはっはぁっ…?」
凄い炭治郎
煉獄「うむ止血できたな!呼吸を極めれば様々なことが出来るようになる。なんでも出来るわけではないが、昨日の自分より確実に強い自分になれる」
炭治郎「…はい」
…?頭上から何か…
煉獄「皆無事だ!怪我人は大勢だが、命に別状はない!君はもう無理せず…「なにか来る」」
私がそう言うと、ドォン!!と煩い音がした
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作者名:ニャユズコ | 作成日時:2020年8月1日 16時