今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:7,599 hit
小|中|大
* ページ1
「俺、潔癖症だけど、いいの?」
そう言って照れたように顔をそらす
「おい
「ん・・・起こして・・・・・・。」
「ったく・・・ん。」
だけどそれは、実際は三年前のことだ。
ぐいっと腕を引っ張られ体を起こした優羽は、寝ぼけ眼で水斗を見つめた。
「なんだよ。」
「水斗の手袋、なんかいつもと違う。」
「あぁ、昨日クリーニング屋で抗菌手袋もらったから、それ着けてんの。きれいだし、割といいぞ。」
「へぇ、そうなんだ。確かに、いつもより触り心地よかったかも。」
「だろ?」
嬉しそうな水斗の顔を見て、優羽も自然と笑顔になった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
4人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紅月 | 作成日時:2019年6月9日 10時