不器用な恋 2

第53話 ページ19

しのぶ｢Aさん...あーん。｣

｢いや、あの1人で食べれます。｣

あ、やめて？その顔で私を見つめないで？

｢あ、あ〜ん///｣

ﾓｸﾞﾓｸﾞｺﾞｸﾝ
うんアオイのご飯は今日も美味しい
...ってそんなことはどうでもいい
いや美味しいんだけどね！
しのぶどうしたの？怖いんだけど！？
私が鬼舞辻と戦ってからというものものすごく甘やかしてくるんだけど？

｢あ、あの聞いてもよろしいでしょうか？｣

しのぶ｢なんですか？｣

｢その...さすがに世話焼きすぎなんじゃないかな〜ってね？｣

しのぶ｢Aさんは嫌ですか？｣

だからその顔で見てくるのやめて！？

｢その〜...嫌とかじゃな｢じゃあいいですね？｣...はい。｣

あ〜もう！あの圧なんなの？怖いって！

しのぶ｢第一にAさんが怪我をするのがいけないんでしょう？｣

え？しのぶまだ怪我のことで怒ってたの？
もうさすがに許してよ〜

｢...私だってしたくてした訳じゃないもん。｣

しのぶ｢ほ〜？1人で？鬼舞辻と戦っておいて？したくてしたんじゃない？｣

｢うぅ...。｣

しのぶ｢Aさんは黙って私にお世話されればいいんです。いいですか？｣

｢嫌で｢はい？｣...はい。｣

しのぶ｢わかればいいんですよ。わかれば。｣

｢ていうか！私の世話ばっかりしてていいの？他の仕事は？｣

そうだよ！しのぶにも仕事があるはずでしょ？

しのぶ｢ちゃんとやっていますよ。鬼殺を行う必要が無くなったので負担は軽くなりましたし。｣

｢それでも！しのぶもたまには休まないとでしょ？｣

しのぶが休めば私の世話もしなくなる
これなら完璧でしょ

しのぶ｢...そうですね。少し休ませてもらいます。｣

｢うんうん！そうしな〜！｣

しのぶ｢では、失礼して...｣

...うん？なんでしのぶ私のベットに入ってきてるの？

｢あの〜...しのぶさん？｣

しのぶ｢なんですか？｣

｢自分の部屋のベットで休んだ方が疲れがとれるんじゃない？｣

しのぶ｢恋人が添い寝してくれたら良い夢が見れそうでしょう？｣

そう言って私の目の前まで近づいて微笑む
ほんっとにこの人は/////

｢...わかったよ。おやすみ。///｣

私はしのぶを抱きしめるようにして眠る

しのぶ(一緒に寝れればいいと思っていましたが抱きしめてくるとは...嬉しい誤算ですね。)

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