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第37話 ページ44

?「おい、ゴミクズ...さっさとしろ。」

嫌だ怖い怖い怖い

「ごめんなさい。ごめんなさい。」

?「キモイんだよ!早く死ねよ‪w」

蹴られた殴られた痛くない痛くない大丈夫

「ごめんなさい。ごめんなさい。」

?「おい、そこまでにしておけ。そのゴミと違って俺たちは忙しいんだ。放っておけ。」








?「また派手にやられたね。大丈夫?」

「ごめんなさい。ごめんなさい。」

?「私には謝らないでいいの!私はあなたの味方だよ。」



味方?私の?





?「逃げて!はやく!」

「でも...?「はやく!」...」

逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて



助けないと!でも...あの人たちに逆らうなんて無理だよ


私は大切な人をおいて走る








「まって!」

気づけば私はベットの上で手を伸ばしていた

「...ハァハァハァ...夢...か。」

もう大丈夫だ。今更何を怖がってる?
もう会うことも無いだろう。なのに...

「...怖い。」

体の震えが止まらない寒気がするあの時の恐怖が湧き上がってくる

「...しのぶに...会いたい。」

コンコンしのぶの部屋の扉を叩くと「どうぞー。」と声がかえってくる
私は扉を開けるとしのぶに抱きついた

しのぶ「Aさん!?どうしたんですか?」

私は何も言わずにしのぶに抱きついた
しのぶも察してくれたのか何も言わずに抱きしめ返してくれた




「ごめん。ありがと‪。」

私は精一杯平静を装い笑顔でそういった

しのぶ「Aさん...どうしたんですか?」

「何もないよ。...会いたくなっただけ。」

しのぶ「Aさん...私は...」

「ごめん。任務があるから。」

そう言ってしのぶの部屋をあとにした
自分勝手なのは充分わかっている
しのぶが何を言いたいのかもわかっている
大丈夫?どうした?聞きたいことはいっぱいあるはずだ
でも言わない。しのぶも私が言いたくないのを知っているから深くまで聞いてこない

人の事情には首を突っ込むくせに自分のことになると口を閉ざす
自分勝手な私に嫌気がさす

「こんなこと言えるわけないよ。」

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KURONEKO(プロフ) - チサヤ様コメントありがとうございます!なるほど...その考えはなかったです!これからに反映させてもらいます! (2020年10月21日 16時) (レス) id: 769887312a (このIDを非表示/違反報告)
チサヤ - 両方でもいいと思います! (2020年10月21日 9時) (レス) id: 853944e85c (このIDを非表示/違反報告)
KURONEKO(プロフ) - M様コメントありがとうございます!受けに1票、了解です!そんなふうに言っていただけるなんて...(;A;)これからも楽しんで頂けたら嬉しいです! (2020年10月18日 9時) (レス) id: 769887312a (このIDを非表示/違反報告)
M - 面白いです!これからも作者様のペースで更新楽しみにしてますね!主人公は受けがいいです! (2020年10月18日 0時) (レス) id: ef9d0590aa (このIDを非表示/違反報告)
KURONEKO(プロフ) - オリオン様コメントありがとうございます!受けに1票、了解です! (2020年10月17日 14時) (レス) id: 769887312a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KURONEKO | 作成日時:2020年8月12日 0時

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