第26話 ページ28
カナエがいなくなってから2年が経った
しのぶは血のにじむような努力でとうとう柱になった
毒を使う剣士という彼女にしかできない戦い方で鬼殺隊のトップまでのぼりつめた
「今日はしのぶとの合同任務か...」
私も毎日鬼を狩り、昼は訓練など、これまで以上に剣に触る時間を増やしていた
周りからは鬼殺隊最強など言われるがまだまだ鍛錬が足りない
しのぶ｢Aさん、お待たせしました。｣
しのぶはいつもの笑顔でそう言った
｢大丈夫だよ。任務まではまだ時間があるし。｣
そう言うとしのぶに対して微笑み返した
私はまだ慣れない時もあるが今のしのぶを受け入れることが出来ている
しのぶ｢それじゃあ行きましょうか。｣
私たちは任務に向かいながら話をしていた
｢そういえばしのぶとの合同任務って初めてだよね？｣
しのぶ｢そうですね。大体柱2人が合同任務に行くこと自体珍しいですからね。｣
柱は1人だけでも充分に強い、そのため1人で任務にあたることが多い、だから一緒に任務にあたるのは初めての事だった
｢まぁ、しのぶと一緒でよかったよー。｣
しのぶ｢あら？嬉しいことを言ってくれますね
私もAさんと一緒で良かったですよ。｣
しのぶは私の目を見て微笑んだ
ダメだ最近この笑顔を向けられると胸が痛くなる、カナエが死んだ時とは違う痛みだ
私は話を逸らそうとして慌ててこう言った
｢連携もとりやすいしね！｣
しのぶ｢たしかに。おそらく他の方よりも相手の戦い方を知ってますからね。｣
だねー、などと話している間に目的地についた
もう空もすっかり暗くなり鬼が動き出す時間になっていた
鬼たちは北と東にわかれているらしい
しのぶ｢Aさんは北をお願いします。私は東にまわります。｣
｢了解！じゃあ始めようか。｣
しのぶ｢無茶はしないでくださいね？｣
｢もちろん！...しのぶも気をつけて。｣
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KURONEKO(プロフ) - チサヤ様コメントありがとうございます！なるほど...その考えはなかったです！これからに反映させてもらいます！ (2020年10月21日 16時) (
レス) id: 769887312a (このIDを非表示/違反報告)
チサヤ - 両方でもいいと思います！ (2020年10月21日 9時) (レス) id: 853944e85c (このIDを非表示/違反報告)
KURONEKO(プロフ) - M様コメントありがとうございます！受けに1票、了解です！そんなふうに言っていただけるなんて...(；A；)これからも楽しんで頂けたら嬉しいです！ (2020年10月18日 9時) (レス) id: 769887312a (このIDを非表示/違反報告)
M - 面白いです！これからも作者様のペースで更新楽しみにしてますね！主人公は受けがいいです！ (2020年10月18日 0時) (レス) id: ef9d0590aa (このIDを非表示/違反報告)
KURONEKO(プロフ) - オリオン様コメントありがとうございます！受けに1票、了解です！ (2020年10月17日 14時) (レス) id: 769887312a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KURONEKO | 作成日時：2020年8月12日 0時
