クロの彼女は猫好きです

猫。4 ページ5

扉の方から扉の開く音


多分、飼い主？が帰ってきた


飼い主が歩いてこっちに来る


あぁ、めんどくせーことになる


予想通り騒ぎ出した


「誰だお前！……人の家に何して‼」


放棄で殴りに来る


猫好きはそんな反応見せなかったな


こいつは予想通りの驚きをする


俺が浮いたことにも驚く


こいつはリアクション王だな


ク「なんて凶暴なガキなんだ、はぁー怖ェ向き合えねー」


「な、何⁉……うわっ」


驚きでカーテンを開けた


あ、日光


ポンッ


「え、クロ…？さっきここにいた奴は？…え？」


こいつリアクションすげぇ


猫好きがあんな反応だからあんま驚かれないと思った


勘付いたかカーテンを閉める


ポンッ


ク「何しやがる俺は日光とは向き合えねーのに」


「うわっ⁉なんなんだよ、お前‼」


ク「何って、人投げんなよ」


こいつは動物に対しての扱いがひでぇな


猫好きはこんな扱いしねぇのに


こいつは本当にバカだ


まだ猫好きの方が賢いぞ


飲み込み早いぞ


こいつはおっせぇな


めんどくせー、向き合えねー


ク「まぁそう慌てんな、夜になれば出てく……とりあえず

俺が人の姿のとき名前を呼ぶなよ」


「俺お前の名前なんか知らねーよ、猫だと思ったからクロ…」


あぁ、こいつは死ぬほどバカだ

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