小さかった天使たちが大人になって口説きにきた

6歳 ページ6

それから数日間、みんなと過ごしていくうちに結構慣れてきてもう一丁前に家族認定のようになってきている


慣れてきて恥ずかしがる余裕も出てきたのか、最近はぎゅーっとしてもやめて！と言って引き剥がされる。主にジンペーくんとれいくん



思春期が早くないか？と思いながらまぁ、そういうお年頃なのだろうとある意味賢者モードになっていると



いつの間にかみんな準備が終わっていたらしい

「お姉さん！公園行こう！！」




『帽子被るんだよ、暑いから』



そういうとはーいと元気のいい返事が返ってくる



「お姉さん、てー繋ご？」


そう言ってくるのは研二くん女の子の扱いがうまそうである。


「はぎ、お前いちいちちけーんだよ」


そう言って研二くんを引っ張っているのは陣平くん

機会がすごい好きで、目覚まし時計とか色んなものをバラしてる..シンプルにやめて欲しいこれは



「ひろ、ちゃんと水筒持ったか？」


そう言っているのはれいくん面倒見が良くて、しっかりしてる

外見が違うからっていじめられていたらしいけど、むしろ私からしてみればあれほど綺麗なんだから羨ましいほどである



「大丈夫だよ、ゼロ！！」


ニコニコしているのがひろみつくん

末っ子属性で、とにかく可愛い

たまに見せる小悪魔的なところが本当に可愛いです


「今日は虫、何匹取れるかな！！」

みんな良い子で特に困ったりすることはない



『虫さんは帰る時には返してあげるんだよ〜』


「はーい！！」


元気のいい返事に満足しながらみんなで手を繋いで歩く



今、とっても幸せだなぁ..

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