小さかった天使たちが大人になって口説きにきた (ページ4)

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4歳ページ4

やっと仕事が終わった..！！

仕事の合間に色々と調べてみたがなんとなくそんな気はしていた通り彼らのような前例はない

前例がないということはこれからどうなるのかも不明だ

どうしようかな..とため息をつきながら、ただいまーと声を上げる

みんな寝ているのかな、と思っているとれいくんとじんぺいくんが喧嘩をしていてそれをひろみつくんと研二くんがオロオロしながら止めていた

慌てて間に入り、2人を引き離す

『2人とも、暴力はダメだよ.、』

と言い間に入るとれいくんが泣きそうな顔で

「みんな俺の髪色と肌がおかしいから差別するんだ、みんなと一緒なのに」という

そこまで重視していなくふと言葉に出たのが地雷に触れ喧嘩になったようだ

じんぺいくんはバツが悪そうに俯いている

2人の怪我を手当しようと、救急箱を手に取り服を脱がせる

『れいくん、ってハーフだよね？』

と聞くと怒ったように「だからなんだ！」

と言ってくる

『れいくん、れいくんの髪の毛だって肌だってとっても綺麗だし、..私としてはれいくんみたいに綺麗なのは羨ましいよ？』

そういうと、れいくんは目を大きく見開いてこちらを見つめてくる

『第一、肌だって髪の毛だって全部剥いちゃえば器官なんて全部一緒なんだから関係ないしね？』

と言うと、れいくんはなんだそれと言って笑い出す

良かった..とりあえずは、落ち着いたようだ

「ごめんな..、その外見のこと言って」

と陣平くんが謝っているのをみて、れいくんは吹っ切れたように仲直りしている

「お姉さんは俺の外見が好きって言ってくれたから。」

そういい笑顔で引っ付いてくるれいくんを見てまた癒しが増えました。