17歳 ページ16
居候させていただくと言っても、流石に何もしないのは気がひけるので、料理をしようとれいくんから許可を得たので、料理をしよう!と意気込むこと数十分
なんで、3分で15分煮込んだくらいになるんだ..?
まさにおふくろの味代表!とでも言いたげな肉じゃがを作ろうとして煮込み始めると、明らかにおかしい
少し目を離した隙にこんなことになるなんて!!
鍋を睨んでいると、れいくんが背後から「大丈夫ですか?」なんて声をかけてくるから、ビクッと肩を震わせると笑われる
笑っている間に鍋を隠すかのように蓋をするとれいくんは少しにやけながらからかってきた
「あれ、お姉さんのご飯って美味しかった記憶があるんですけど..、」
気のせいだったかな?なんて笑ってくるので、違うよ!と反抗するとれいくんは小声で私に向かって至近距離で話しかけてくる
「僕、お姉さんに料理食べてほしいなぁ..って思って練習してたんですよ、もしよければ一緒に作りましょうか?」
2人でね。___
言ってることは普通だけど、言い方をわざといやらしい感じにしているのには気づいている..
ニコニコしながら、耳を触るあたり、さっき隠せていたと思ったけど耳が弱いのはバレてしまっていたのかもしれない..
『大丈夫だよ...、それより、れいくんはひろみつくんとゆっくりしてて!』
なんて耳を押さえながら言うと、クスリと笑いながらながされる
いつの間に、こんなに意地悪するようになってしまったんだろう..と思いながらもとりあえず、この失敗した料理..をどうしようかな、とれいくんから視線を外すと
背中から、重みを感じる
『..どうしたの、れいくん?』
「お姉さんがいるんだなぁ..て思って。」
後ろからガッチリと抱きついているれいくんはもうすっかり私より大きい
『れいくんたちにとっては久しぶりなんだもんねぇ...』
小さい頃を思い出しているようで、先程の空気からは一変して穏やかな気分になる
ちょろいと言われるかもしれないが、私にとってみんなは家族だかなぁ..
ただ、小さい頃の方が可愛かったけど。
ーーーーーー
新作作りました。こっちの更新もしていないのにすみません。
呪術廻戦です。夏油の代わりになろうとする弟の話ですもしよければよろしくお願いいたします。
夏油を闇堕ちさせたくないから代わりに闇落ちしようと思う。
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/supasupaGE/
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桜神 - 更新頑張ってください (9月10日 14時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
あ - すご (9月8日 9時) (レス) @page4 id: a5cd246882 (このIDを非表示/違反報告)
なーお!! - 主さん、天才や、、めっちゃいい作品や、、 (9月6日 23時) (レス) @page9 id: fbf85c88a2 (このIDを非表示/違反報告)
水素 - 続きが気になる..!頑張ってください!! (9月6日 21時) (レス) id: a5cd246882 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - わぁぁあ!最高です!これからも無理せず頑張ってください!楽しみにしてます! (9月6日 18時) (レス) @page9 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ネコ枕 | 作成日時:2023年8月30日 1時