小さかった天使たちが大人になって口説きにきた

13歳! ページ12

れいくんが、そういえばと続きを話そうとすると、


「安室さん、こんにちはー...」


と言って女子高校生ぐらいの二人組が入ってくる



2人はこちらを見て、フリーズしたあと、


慌ててお取り込み中でしたか！すみません！！


と言って出て行こうとするロングの子に歓声をあげるショートカットの子


若いっていいなぁ..と思いながら見ているとれいくんが


「全然大丈夫ですよ。」

と言う


少し気まずい空気の中ショートカットの子が覚悟を決めた様に話し出す


「安室さん、その人って、...」


「ちょっと、園子、、」


「あぁ...、僕の好きな人ですよ？あいにく振られてしまったんですけど..」



「えぇ！！」


れいくんはきっと安室さんなんだろう、偽名か何かだろうから..
なんて場違いなことを考えながら、三人を交互に見ていると勢いよく手をつかまれる



「お姉さん！！こんなイケメン振るなんてもったえないですよ！！」



安室さんのことどう思ってるんですか！！

得意気味に聞かれたのでどうすればいいかとレイ君の方を見るとすごいにこやかに笑っている..



『えー...っと、弟みたいな感じかなぁ..？』


「ちょっと待ってください、安室さんが一応29歳で？お姉さんは何歳..？」



いつの間にか年齢を越されていた..？

れいくんの方を見ると、とても清々しい笑顔のままこちらを見ている

少し、仕返しのつもりで

『意外と、安室さんも甘えん坊さんだからね。』

と言ってやると,

そういうと好きな人の前では甘える！！と興奮気味に話す園子さん？



「僕のことそんなふうに思ってたんですか..？」

少し機嫌が悪い様なムッとしたようなあざとい顔をしながら話し出す..

「そろそろ、シフトが終わるので、Aさん家まで送りますね！」



着替えてくるので待っててください。と言うれいくんの顔はやっぱり笑ってなかった。。

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